愛知室内オーケストラ第66回定期演奏会
今日は仕事が定時で終えることができたので、しらかわホールへ行くことができました。
去年ぐらいから愛知室内オーケストラのファンになり、聴きに行っています。
しらかわホールもあと3カ月で閉館となりますので、聴き納めになってきました。
愛知室内オーケストラの来シーズンのラインナップが出ましたが、愛知県芸術劇場と東海市芸術劇場の2会場でしらかわホール開催はありません。
いよいよ閉館されるという実感が出てきました。
今日はマーラーの7つの最後の歌とハイドンの十字架上のキリストの7つの最後の言葉というテーマは死ですが根底にあるのは愛であり、その愛が美しい音楽となっている2曲です。
ハイドンの十字架上のキリストの7つの言葉は20代の頃から知っていた曲で弦楽四重奏曲盤のCDを持っていて何度も聴いています。
すこぶる美しい曲で涙します。
この演奏会のためにオーケストラ版のCDを買い、予習しました。
ハイドンにはオラトリオの天地創造と四季という大作があり、美しさとスケールの大きさがあります。
この2曲に匹敵する曲であると思います。
ハイドンはモーツァルトやベートーヴェンに比べると人気は少ないが、この2人には無い良さがあると思っており、個人的にはハイドンファンです。
最近はハイドンを取り上げるオーケストラが増えてきましたね。
■マーラー/7つの最後の歌
オーケストラ伴奏の歌曲となっており、
メゾソプラノの福原寿美枝さんの歌声がすばらしいです。
福原さんは名古屋フィルとも何度も共演しており、何度聴いてもすばらしいです。
ちょうど1年前ぐらいに名古屋フィルのマーラー交響曲第2番でもソリストやっています。
この歌曲、心にしみる曲ですね。
■ハイドン/十字架上のキリストの7つの最後の言葉
この曲は美しい曲です。
第3曲の哀歌は涙しちゃいますね。
予習したのと弦楽四重奏版は以前から聴いていたので、曲はほとんど頭の中に入っています。
それでも音楽ホールで聴くとすばらしいですし、臨場感あります。
最初に言ったように愛情ですね。
心にしみました。
この曲を愛知室内オーケストラで聴けて良かったです。
来シーズンの愛知室内オーケストラのラインナップを見ると魅力あるプログラムがいっぱいあり、進化していくオーケストラというのを感じます。
さらに原田慶太楼さんが首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナーに就任です。
原田慶太楼ワールドが楽しみです。
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