【詩】ひとりごと
乱雑な部屋の中でひとり女らしさは微塵もなくて
こりゃ彼氏もいないわなシーツを洗って午後2時
ミニチュアのロリポップ口に入れたらすぐ溶けた
冷蔵庫の中の賞味期限切れの卵たちは加熱を待つ
朝全裸で乗った体重計に足を打ち悶絶常に不注意
さて何をしようかな外に行くのもいいけどだるい
考えがまとまらんまずは部屋の片付けでもするか
棚からでてきた手書きのフライヤー懐かしさ満点
こっちはもう廃刊になった雑誌好きだったのにな
メランコリーひとり家にいながら思い出の抜け殻
寂しくなる前に出ていこう顔を洗おう髪もとかす
あーあ出会いとかないかなって何も努力してない
今は試されている時期ひとりを楽しむ時期だから脳内に直接語りかけるクリスマス需要をたよるな
それでもほしいよな彼氏いつまでひとりかもねむ
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