大人のための食育について
今日もお読みくださりありがとうございます。
今日は食育についてお話しします。私たちは普段何気なく食事をとっています。
その食事は、過去の習慣によって得られたスキルのひとつ。
そんな習慣を今からテコ入れするためには、どうしたら良いのかをお伝えします。
まず、食行動がどのように形成されるのか、その背景について探ります。
次に、不健康な食行動が根付く原因と、それを打破するための具体的な方法についてお話しします。
① 食習慣ができるしくみについて
・食習慣の基礎
食行動は、生まれた時からの経験、環境、そして心理的要因によって形作られます。
例えば、幼少期の食経験や家庭環境がその後の食習慣に強く影響します。
生理的なニーズ(空腹や満腹感)や心理的な要素(ストレスや感情的な要因)が食行動をゆっくり決めていきます。
・習慣化のメカニズム
習慣とは、繰り返しの行動を通じて脳がパターンとして認識し、自動化された行動のことです。これが食行動に当てはまると、不健康な食行動が習慣として定着しやすくなります。
② 不健康な食行動の原因
・ストレスが原因の場合
ストレスや感情の起伏が、無意識のうちに不健康な食行動を引き起こすことがあります。例えば、ストレス食いがこれに当たります。
社会的にプレッシャーがかかったり、周囲の影響(特に期待に打ち勝つなど)も大きな要因です。
・環境的要因
環境は、私たちの食行動に大きく影響を与えます。
例えば、職場や家庭での食べ物の選択肢やアクセスが不健康な食習慣を助長することがあります。
食品産業のマーケティングや広告も、私たちの選択に影響を与えています。
③ 改善のための具体的な対策
・自己認識と記録
小さな変化から始める
急激な変化は持続しにくいため、少しずつ改善を目指しましょう。
例えば、毎日1つだけ健康的な食材を増やす、間食の頻度を減らすなどの小さなステップが有効です。
ポジティブな環境作り
健康的な選択がしやすい環境を作りましょう。例えば、冷蔵庫に新鮮な野菜や果物を常備する、職場にヘルシーなスナックを持参するなどの工夫が効果的です。
まとめ
不健康な食習慣は、さまざまな要因から形成されることをお伝えしてきました。
知らず知らずのうちにスキルがついてしまい、それが習慣化することが原因でした。
その習慣を改善していくためにも、どうしても私たちの習慣を見直す癖と、仕組みが必要です。
なかなかうまくいかないという方は、専門の方に相談するのも良いでしょう。
最後までみてくださりありがとうございました。
また明日お会いしましょう。