岩蔵に伝わる疫病封じの民俗、「フセギのワラジ」。
新型コロナウイルスの猛威に世界中が脅かされ、ここ日本でも終息する気配が未だ感じられません。世界保健機構(WHO)では世界的な流行を意味する「パンデミック」を宣言し、感染の広がりに更に大きな不安を覚える人が多いのではないでしょうか。
日本ではこういった疫病や感染症を防ごうとする、“ならわし”や“しきたり”が各地で伝統・文化・民俗として今でも残されており、例えば「アマビエ」という名の妖怪は新型コロナウイルスに伴って注目を浴びています。「アマビエ」は病気の流行を予言し、その絵姿を