読み聞かせした本(6)『あわあわわあい』2023年6月
小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。
読んだ本
『あわ あわ わあい!』
シャクリーヌ・デイヴィーズ さく ソニア・サンチェス え
林木林 やく
ほるぷ出版
選んだ理由
・6月下旬からプールの授業が始まるから。
・『こども本の森 中之島』に行ったときに、この本を知った。色々な青が使われていて、水や泡や光の描写が素敵だと思ったから。
・色使いがとてもきれいだから。
・子どもたちもプールで似た体験をしていそうだから。
子どもの反応
・あぶくの音に反応して笑っていた。
・「もぐれ もぐれ もぐれ」「うかべ うかべ うかべ」のところでは、水をかくジェスチャーをしていた。
・雷が苦手なのか、雷のシーンで耳をふさいでいる子がいた。
読み聞かせた感想
・擬音語のところ(ごぽごぽ、ごぽぽぽ、こぽぽぽ、ごぽっぽこぽこぽこぽなど)テンポよく読むのが難しかった。
・絵の持つ力だと思うが、顔を上げてしっかり絵本を見ている子が多かったように思う。
気づき
・本を読む前に、私もプールが好きだという話をした。水中から水面(空)を見上げたときの色が好きだと話すと、共感してくれる子が何人もいた。市内の温水プールに一時期行ってたという話をしたら、お父さんがそこで働いているという子がおり、話が脱線してしまった。
・導入でプールの話をしたばっかりに、「わたしは、浮き輪におしりを入れて浮いているのが楽しい。」「無重力みたいになるのが好き」などと、喋り始めてしまった。いきなり、読むのもどうかなと思って、導入の時に話をすることもあるが、どれぐらい何を話せばいいのかいつも迷う。
・季節や学習内容にあった本を選ぶと、喜んで聞いてくれる。