東かがわ市での新しいつながり~フクシンさん~①
こんにちは。ヒラカヨです。
先週、会長ジョージさんと車に乗って、
香川県まで行ってきました!
神戸から淡路島を通って、鳴門海峡大橋を渡って徳島に入り、
東かがわ市まで。
(香川県と徳島県の県境、大坂峠の展望台からの眺めです。絶景!)
東かがわ市は香川県の東端にある市で、徳島県鳴門市のお隣の市です。
人口は3万1千人。
はまちの養殖発祥の地、和三盆糖、製薬などが有名だそうですが、
日本有数の手袋の生産地でもあるんです!
今回は、新しい出会いの場を頂き、
東かがわの手袋メーカー フクシンさんに訪問させて頂きました!
フクシンさんは東かがわ市の白鳥町にあります。
白鳥町にはとても心地よい風が吹いていた
白鳥海岸や
その海岸につながっている白鳥神社があります。
手袋お守りというものもありました!
お守り売り場にいたので、写真はとれなかったのですが、
可愛い“にゃんたろう”という神社猫ちゃんもいました!
とても自然豊かな場所です。
フクシンさんは1977年に創業され、
現在は2代目の福崎次郎社長が80数名の社員さんと共に、
たくさんの手袋や靴下を生産、販売されています。
環境への取り組みにも積極的に活動されており、
社屋、工場の電力はすべて、屋根の太陽光パネルからの電力と、
再生可能エネルギーのみで動かしてらっしゃるそうです!
太陽光パネルの電力状況がわかるディスプレイ
手袋や靴下を作る機械は80台
機械で編んでいますが、片方の手袋だけでも数十分かかるそうで、
機械は、24時間稼働されているとのことでした。
こちらは、手袋や靴下の外側の糸かなーと思ったのですが、
ゴム糸というそうでして、手袋や靴下の伸びる部分に入れる中糸だそうです。
通常は、白や黒などしか使用されない工場も多いそうですが、
フクシンさんはゴム糸一つから、こだわられて作っています!
ちなみに・・・
帰ってから、中国の靴下工場で作って頂いている
当社の100均商品を見てみたところ、
ゴム糸は白でした!
私がとても、感動したところは、起毛の工程でした。
よく、裏起毛素材って書いてるものありますよね!?
私はそういう素材があるのだろうと思っていたのですが、
なんと機械でひとつひとつ起毛させるそうです!
その機械がこちら
トゲトゲの木のみを機械に取り付け、モーターで回しながら、生地をあてて
起毛させます!
このトゲトゲの実はアザミの実だそうでチーゼルと呼ばれるもの
フクシンさんでは、年間、2万個消費されるそうです。
右が起毛加工前、左が起毛加工後です。
触らせて頂きましたが、
もう、ふっわふわ!
ずっと、なでなでしたいくらい柔らかかったです。
検品は一つ一つをこの5本の棒がついた専用機にはめて、
編みこぼれがないかなど細かにチェックされていました。
このような工程を経て、年間50万PCS生産されているそうです!
↑フクシンさんの商品はこちらからチェックできますよ!
機械だけでなく、手作業の工程もたくさんあって、
1双の手袋や靴下ができるまで、これだけ時間がかかるのかととても驚きました。
オフィスに戻り、福崎社長からたくさんお話をお伺いしました。
今日はここまで。続きはまた。