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そだてくエッセイ16//人生は間違い探しではなくパズルなのだ。
「人生は間違い探しではなくピースを合わす作業。」
よく聞くフレーズですが、ことあるごとに思い出したいことばです。
自分の人生だけではなく子の人生においてもなぜ間違い探しばかりしてしまうのでしょう。
ゲームなら間違い探しはおもしろいですが、現実の中での間違い探しはとてもとてもつらいだけですよね。
私も子どもがもっと小さい時、子のダメなところ。子のできていないところ。子が自分に合わないところ。そんなところばかり目が向いてしまって。ことばにしてしまって。
そして自分自身のダメなところ。できていないところ。他人との関わりが苦手なところ。そんなところばかり目が向いてしまって。自分を責めてばかりで。
親も子もつらいだけでした。一緒にダメ出しばかりして、結果前にすすめていない。すすんでいても心が縮んでいく感じでした。
「人生は間違い探しではなくピースを合わす作業。」
間違いを探すのではなく、パズルのように次のピースを探す作業をしたいなと思います。なるべく間違い探しをやめて、ピースとピースを合わすような気持ちで、自分自身とも子どもとも向き合うようにしてみようと考えてみました。
ピースというのは、
今できることや今の能力、今まで経験してきたことや知識、考え方や捉え方、コツや工夫、出会う人や今いる環境など様々なものを当てはめることができるかなと思います。もしかすると苦手なことやできないことをピースにしても何かと合わせることではまることがあるかもしれないなとも思います。
ピースをよくみて、どのピースとどのピースが合うか考える。見つけたピースが合わなくてもまた探せばいい。合うまで何度でもチャレンジしてみればいいと思えるようになりました。
さらに言えば、
子どもも間違い探しではなくピースを合わせてほしい。そして子どもの人生のパズルは、親がやってはいけないよな、と気づきました。その子のピースはその子が探して、その子がはめていかないといけないのです。
親ができるのは、
探すのに付き合ってあげたり、合わないピースを何度もはめていても責めたりせず、勇気づけながら、この子は大丈夫だと信じ、どこかで見守ってあげることではないかなと思います。
「それどうして間違うの。」「なんでそんなに時間かかるの。」
って責めることではなく、
「何回失敗しても合うピースは必ずあるよ。」「時間はかかっても必ずみつけれるよ。」「あなたはできるよ。」
と声をかけてあげたいです。もちろん自分にも。
と、何度も思い出しては考えるようにしています。
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