見出し画像

そだてくエッセイ10//子ども過敏症?おそらく夫過敏症でもある私。

あけましておめでとうございます。そだてくエッセイ10となりました。

お正月。こういった家族で過ごす期間にいつも考えてしまいます。一緒の空間に家族でいるとき、自分はどういう形で存在しようかと。

自分時間をどう使うか思い出せない

子どもが保育園とか小学校の低学年くらいまでは、何かと関わっていることも多くあまり考えたことはなかったのですが、子どもが成長して家で個々の時間を過ごすことが多くなると、私の方がどうしたらいいのか、何をして過ごせばいいのかわからなくなっていたのだ。いやどう過ごしていたかを忘れていたのだ。

思い出してもうまく使えない自分時間

もちろん一人暮らしの時、結婚後子どもがまだいない時、自分時間はたっぷりあったはずで、何かをして過ごしていたはずで。う~~ん。。と自分時間をどうしてたか考えてみる。こんなこともしてたよなと思い出してみる。そして、したいことや楽しいと思えることを思い描いてやってみるのだけれど、でもその時とは明らかに状況は違う。どっぷりと自分時間に浸かれない。何かしら家事などでやらないといけないことや子どもたちのことも送迎などが自分時間を中断させてしまう。

なんとも歯がゆいし、うまくい感あるし、満足感はない気がする。

そんなこと考えているとあることに気づいた。

過敏になっている自分

それでも没頭したり、自分時間を楽しんだらいいのにそうならないのはなぜだろう。もちろん食事の準備や掃除洗濯などこなさないといけないものはあるから、それを済ませて時間を作っているはず。子どもたちの送迎は時間が決まっていて予定は立てやすいはず。

そうだ。子どもたちが個々の時間を過ごしているのに、やたら気にしている自分がいる。何してるんだろう。宿題はやったのかな。ゲームばかりして。え~。それやめて。汚れる~。ほっとけない自分がいる。

ちょっと子どもに過剰に反応しすぎてない?!子どもが親を気にするのと同じようにもしかして親も子どもを気にしすぎている?!

確かに一緒の空間にいるから五感で相手を感じ取ってはいるけれど、そこまで気にしていると自分時間を楽しめないよ。これは私だけの現象だろうか。

自分時間だけではなく子ども過敏症

だけど、自分時間だけではなくていつも子どもに過敏になっていることが判明。子どもの行動だけではなく、言葉にも過敏に反応している。言われた一言にいつまでも執着したりされた行動にすごく引きずられている自分がいる。

他人なら一線ひくことができるのに。気にしてない相手なら見ないでおけるのに。ちょっと気持ちに線をひいてちょっと見ないでおけたらお互い気持ちよくなるのに。

わかってるのに~~。

やっかいな夫過敏症

しかも夫にも過敏に反応していることも判明。夫が帰ってくると自分の神経が張り詰めるのがわかる。視線は違うところ、意識は今していることなのに、パラボラアンテナ並みのでっかいのが夫へ向けられている。機嫌は?何か言われる?どう反応したらいい?

は~~。疲れる。

これはたぶんお互い様

私だけがなんでこれだけ疲れないといけないの?って思ってしまうけど、わかっています。子どもたちも夫もみんなお互いへのアンテナを大なり小なりもっていて、常に気にしてくれていること。もしかすると私のアンテナが大きすぎて、いちいち反応するから、その反応をキャッチするアンテナを子どもや夫も持ってしまったのかも。家の中は電波のやり取りで大変なことになっていることも。

ということで、数年前から私のパラボラアンテナを少しずつ小さくしてみた。

すぐに変化はありました。家の中の雰囲気は変わり始めた。確実に。私の自分時間も楽しめるようになってきた。

良い結果を生む変化は少しずつだけどこれからも意識していこうと思った元旦の朝。

画像1


いいなと思ったら応援しよう!

もっと、sodateku // 親と子の「育ち」支援の集い@岡山
小さな積み重ねが誰かのために。いただいたサポートは今後の親子支援の助けになります。先ずは、今企画中の「今どう考える?子どもの育ち」で募集した作文の冊子作成のために使います!よろしくお願いします。

この記事が参加している募集