PENTAX17と「スマホ・財布・カメラ」という理想
少し買い物に出よう、というので、とりあえずPENTAX17を持ち出した。
このカメラは本当に軽い。
その上、決して華奢な外装ではないのだ。
もし軽くぶつけてしまうようなことがあっても、破損の心配は少ない。
本当にどこへでも持って行ける。
どんな時でも、「スマホ・財布・カメラ」
どんな時も、たとえ出番がほとんど無いとしても、カメラを持って行きたいと思う。
スマートフォン・財布は必ず持ち出すものだ。
これら、いわば絶対携帯品、にカメラを加えたいといつも考えている。
いつでも撮影できる状態でいたい。
それでもカメラに意識が向いてしまうと困るので、
存在感のできるだけ薄い薄いカメラがいい。
これまでは、Rollei B35をカバンに入れたままにしていた。
このカメラも軽い。そして小さい。
機会が訪れればカバンから取り出し、撮影したらまたしまう、という使い方をしている。
それでも、カバンから取り出し、しまうという動きに、もどかしさを感じることがたびたびあった。
けれども、出したままでは片手がふさがってしまう。
十分軽く、また小さいのだからネックストラップを使えばよいのだけれど、
このカメラのストラップ金具は特殊な規格だ。
工夫をしない限り、ハンドストラップ以外の選択肢が無い。
それに、軽くぶつけてしまうだけでへこんでしまわないかと気を揉んでしまう。
だから、PENTAX17は衝撃的だった。
存在を忘れられるほど十分に軽く、ストラップも自由に使うことができるのだ。
ぶつけた時の心配も、うんと小さい。
早速、ネックストラップを装着してみた。
肩掛けにしてみる。
いい感じだ。
側面にまわしておけば全然気にならない。
チャンスが訪れればすぐに撮影できる。
持ち運びにカバンも必要ない。
最低限、スマートフォン、財布を持って、
手ぶらで撮影に出かけることもできる。
なんて軽快だろう。
どんなに些細な用事でも、このカメラなら持って行ける。
さて、出かけるとなれば
スマホ・財布・カメラ、だ。
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Rollei 35と比べると、ハーフサイズフォーマットであることも、大きなメリットのように感じられます。
ちょっとした外出になら、次のフィルムを持っていく必要もありません。
その分、画質に劣るのは仕方がありませんが。
それでも十分に写ります。