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連合国総司令部民間教育情報部(CIE)によるナトコ映写機 ナトコ映画 とデモクラシー プロパガンダ

 日本占領期における連合国総司令部民間教育情報部(CIE)実施のナトコ映写機でのナトコ映画 によるデモクラシー プロパガンダについてリンクしておきます。ちなみにこの政策により視聴覚教育と公民館が整備されました。

ナトコ映画(CIE映画)とは

CIE映画とはアメリカ対日占領軍が日本国民に見せた一群の啓蒙教育映画を指すもので、ナショナル・カンパニー(National Company)の16ミリフィルム映写機が使われたことから、通称「ナトコ(natco)映画」と呼ばれる。題材はアメリカの文化・風物から民主主義や国際問題まで多岐にわたり、各都道府県に設けられた視聴覚ライブラリーを通じて、全国で上映された。その数約400本。そのうち54本が日本製のCIE映画だった

http://www.eiganokuni.com/kimata/71-2.html

関連動画等

1947年、シュウ・タグチ 立ち上がれるか日本


ナトコ関連論文

CIE映画における日本的受容 ――劇映画併映問題をめぐって(2011)https://mass-ronbun.up.seesaa.net/image/2011E7A78BE3839EE382B9E382B3E3839FE5ADA6E4BC9AE7A094E7A9B6E799BAE8A1A8E8AB96E69687(E58E9FE794B0E581A5E4B880).pdf

日本放送協会(NHK)によるデモクラシープロパガンダ

ラジオ番組 「真相はかうだ」

 対日デモクラシープロパガンダ、いわゆる自虐史観をNHKプロパガンダ放送により広報されました。これが現在までNHKの方針として連綿引き継がれています。

関連論文

占領期日本(1945-1952)におけるラジオ番組『真相はこうだ』の批判的談話研究―〈国民の声〉による〈会話〉を考えるhttps://pragmatics.gr.jp/content/files/SIP_020/07_Ohta.pdf

占領期ラジオ番組『質問箱』について ― 番組内容とGHQ占領政策の関連性を談話分析から探る
https://mass-ronbun.up.seesaa.net/image/2017spring_A1_N_Ota.pdf

関連書

論文

占領期GHQによる検閲・宣伝工作の影響と現代日本
https://www.econ.shiga-u.ac.jp/ebr/Ronso-423k-hisaoka.pdf

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