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patriarchy ペイトリアーキについての参考資料
日本の家父長制の説明が筆者には読みにくいので、筆者にとって、わかりやすくなるような参考資料をリンクしておきます。
ペイトリアーキ:家父長制とは
母系制も家父長制
例外的と言ってしまっていいと思うが、人間社会にも母系家族を取る集団はいる pic.twitter.com/m2aeREVEcw
— 狩りする家猫 Jagdcatzen (@RaidenShar) December 28, 2024
家父長制社会には父系制と母系制があり、これは財産と称号がそれぞれ男系または女系によって継承されることを意味する
ウイキペディア 家父長制
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B6%E7%88%B6%E9%95%B7%E5%88%B6
ペイトリアーキの起源
つぎの感想note に同意いたします。
進化心理学による家父長制の起源
社会学における家父長制の起源の限界という意見
という意見がXでありました。
家父長制の起源を知るのに、人間社会のことしか考察できない(しかもイデオロギーというものさししか使えない)のが社会学の限界なんよ。
— 新納 (@niinow_g) December 27, 2024
普通に考えりゃ「そういやヒト以前のサル社会でもボスはオスばかりだな」って気づくはずでしょうよ。
サル類の社会と家族制度は多様
アルファメールにはフェメールもいた
これは教育の失敗かな?現実のサル社会のボスはオスばかりではない
— ひろ(z)💜🧡💛💚❤️💙🤍💗 (@zako22) December 27, 2024
>上野動物園のサル山では、これまでに15匹のリーダーが誕生しており、そのうちメスは5匹。高尾山さる園でも、5匹のうち1匹がメス
ボスは腕力で決まる場合と、それ以外(血縁など)で決まる場合があり、腕力で決まる場合は圧倒的にオス
ニホンザルにおいて自然の自由採取ではアルファメールは出現しない
餌が多量かつ一箇所供給される餌付けだと、それを独占する個体即ちアルファメール(フェメール)が出現するようです。
多様なサル類の社会と家族制度
サル類の家族と社会は多様でした。また、人類のかつての社会家族についても判然とはしていません。
「誰と暮らしているかで分類するだけでも、霊長類の社会が多様であることがわかると思います。様々なパターンがあり、しかも類人猿のように、近い分類群の中でも、多様なパターンがみられます。」
「チンパンジーはオスが群れに残る社会(父系社会とよびます)ですが、私たちに身近な人間社会の多くも息子が土地を引き継ぎ、娘は違う家にお嫁にいくというイメージがあるのではないでしょうか。このようなことから、ヒトがチンパンジーと分かれる前の共通祖先も父系社会であったと考える研究者が多くいました。しかし、ヒトは農耕して定住生活をするようになる以前は、必ずしも父系的な社会ではなかったという報告もあります。」
「チンパンジーとゴリラの血縁者の集まり方は似ていないことを意味します。先ほど紹介したように、農耕以前のヒトの社会が必ずしもが父系ではないという報告も考え合わせると、ヒトがチンパンジーと分かれる前の共通祖先が父系であったと考えない方がよいかもしれません。」
ゴリラと生息域がかぶるチンパンジーはオス社会でチンパンジーは凶暴
— メタナイトリコ (@94pPzr9Un9Xczn1) December 27, 2024
特にライバルのいないボノボはメス社会でボノボは温厚
つまりヒトカスのメス社会はオス社会に滅ぼされ自然淘汰されたと考えるのが妥当
ヒトの家族の誕生
関連資料です。
女性も狩猟をしていたという研究
定住と国家の起源
国家の起源と家父長制深い関係ありそうですけど、研究がみつかりませんでした。
定住と国家の起源
最近の国家の起源研究についての著作です。
意識の誕生
その当時、ヒトの意識はどうだったのでしょうね。
松岡正剛の千夜千冊1290夜『神々の沈黙』ジュリアン・ジェインズ https://t.co/eeVFv6DQF4 pic.twitter.com/blyxw59Lcv
— 石部統久 (@mototchen) April 19, 2018
滝村国家論における権力とは
権力とはいったいなんなのだろうか。
滝村は権力を「人間主体に対する、外部的・客観的な〈支配力〉」と規定している。
人間社会において、こうした支配力は、当初、「原初的な神的・宗教的権力」のかたちをとって出現した。神(自然)の力と、神の力を律する者が、人びとの生活を支配したのである。
神的・宗教的権力は、次第に強力な政治的権力へと発展していく。その背景に、人間社会の歴史的発展があったことはいうまでもないだろう。
権力は国家だけの現象ではない。職場においても、学校においても、支配−服従関係の発生する場においては、どこでも権力が発生する。
権力が存在するところでは、権力者の指示・命令(支配者の意志)にしたがって人が行動する。逆に、そうした関係がまったくないところでは権力は成立していない。
家父長制を研究するフェミニスト社会学者の主流はマルクス主義者
日本語版ウイキペディアでは家族制度研究はコミュニストのエンゲルスが発祥のように記述
家父長制の廃止=家族制度の廃止がゴール
家父長制の廃止は、結局、コミュニスト マルクス主義者による家族制度廃止のための第一目標でした。
ソ連での家族制度廃止とその挫折
ソ連では一足飛びに家族制度を廃止しますが挫折しました。