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変性意識薬物ドラッグの歴史

 人類は、アルコールとタバコや茶など以外にも、変性意識へトランスするためにいろいろな薬物を摂取していました。

洞窟壁画

3000年前のスペイン洞窟

古代エジプト

2500年前の中央アジア

紀元前

1000年前のボリビア

400年前のカリフォルニア

古代ペルー

リック準教授らは、遺跡の地下に全長2キロにも及ぶ迷路のようなギャラリーのような場所を発見。この場所は聖職者らが来訪者を操り、閉じ込めておくためのものだったと見られています。さらに、チャビン・デ・ワンタルのリーダーらは自身の行いを石に彫って記しており、石に刻まれていた内容から、巡礼者に対して精神に影響を及ぼすドラッグを用いていたとも考えられています

https://gigazine.net/news/20160507-origins-of-authority/

インカ帝国

インカの生贄犠牲者にはアヤフアスカが与えられていた

Archaeol. Sci. Rep. 43, 103415 (2022)に発表された研究。ミイラから見つかった向精神薬の痕跡は抗うつ剤としての使用の最も早い根拠かもしれない。ペルーのアンデスの休火山Ampatoの山頂から500メートルほど下の場所から1995年に発見された6-7才の男女の自然にミイラになった遺体の髪の毛と爪からBanisteriopsis caapi由来化合物の痕跡を発見した。子どもたちは殺される前の不安を和らげるためにアヤフアスカが与えられていたと研究者は推測する。

https://uneyama.hatenablog.com/entry/2022/04/21/174955

南米スペイン兵の捕虜が生贄へ

ペヨーテ

毒キノコ

「ケルトの伝統で、ベニテングタケを治療用またはスピリチュアルな目的で使用する。「神の肉」と呼び、幻覚作用を呪術に使用した」
https://uneyama.hatenadiary.jp/entry/20060725/p4

「Psychopharmacologyに報告された論文で、「聖なるキノコ」に含まれる活性物質が、 過去に報告されてきたものと同じ神秘的/スピリチュアルな経験を誘発することを示した。この経験は行動や態度に少なくとも数ヶ月は続くポジティブな変化をもたらす。この物質はシロシビンで、脳のセロトニン受容体に作用する。
(シロシビンの人体投与実験。神の啓示を受けたと感じて人生を積極的に過ごすようになるらしい。パラノイアや恐怖などの有害反応も報告されている。)」
https://uneyama.hatenadiary.jp/entry/20060712/p1

「マジックマッシュルームの有効成分はコントロールセンターを抑制する
幻覚誘発物質は、精神を拡張するどころか脳の活動を広く抑制する。PNASに発表された報告。
何世紀にも渡って神秘体験ができるとして崇拝されてきたシロシビンはセロトニン受容体を活性化することが知られているが、その影響についてはあまりわかっていなかった。」

https://uneyama.hatenadiary.jp/entry/20120124/p12

ケシ アヘン

痛み止めの医薬品としてのアヘン

アへン散
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00058235.pdf

日本薬局方アヘンチンキ
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00058363.pdf

アヘンの歴史

オピオイドを理解する 臨床からみたオピオイドの歴史 井関雅子
https://med.m-review.co.jp/article_detail?article_id=J0067_0101_0042-0043

アヘン戦争

大日本帝国の麻薬

戦争と薬物


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