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英語がもっと身近に!洋楽番組『The Best Hit USA』で学ぶリアルな英語
洋楽と言えば、この番組。今、現在もBS朝日にて毎週木曜日11:30からやっている『ベストヒットUSA』です。
今回はこの番組を素材にしましょう。
番組400回記念の海外取材で、アメリカはサンフランシスコにて収録したものです。ヒューイ・ルイスさんがサンフランシスコのベイエリアを案内をしてくれているシーンです。
ヒューイさんの英語はテンポもよく、リズム感がいいですね。San Franciscoの発音も地元の人の言い方です。彼のガイドを聞いていると、口語特有の二語以上から成る位置を表す表現がたくさん出てきます。
over here (このあたり)
up there(あそこの辺)
over there (あっち、向こう)
out there (そのあたり一面)
way back (ずっと後ろ)
down this way(こっちのほう)
rigth across the bay(ちょうど湾の向こう側)
over the hill (丘を越えたところ) などなど。
副詞や前置詞を巧みに合わせて、微妙な位置関係を描写しています。
acrossは横切ってまっすぐに進んでいく感じで、overは上を孤を描いて覆いかぶさる感じです。どちらも、その移動の途中や向こう側に到達しているところまでを含みます。ここでのacross the bay、over the hill は、到達先の地点をヒューイさんは意識して使っていますね。
またdown this wayですが、downを使っているからとかならずしも道が「下っている」というわけではないんです。道が上がっていてもdownは使います。話し手が心理的にどう感じているかでupやdownを選択し、this wayの強調として使っています。「こっちのほう」の「ほう」に相当する感じです。
実は、この映像で出てきたところは私もよく行きました。1989年ですからちょうどこのエリアを添乗員のバイトでちょくちょく訪問していた時期なので、懐かしさと伴に当時の記憶が蘇って来ます。後に留学することになる場所もまさにここでした。私の人生に置いて、「縁」のあった場所です。
サンフランシスコの魅力は何といっても、世界的な観光都市と気候、それにリベラルで自由な雰囲気でしょうか。アジア系が多いのもアジアからの留学生には安心感があるかと。
特にチャイナタウンや、ジャパンタウンには私、お世話になりました。
かなりご無沙汰ですが、また一度は行きたいですね。
San Francisco has been a place of "fate" in my life.
I miss Frisco a lot!