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人生の悩みを英語で!ラジオ相談番組から学ぶ

ラジオ人生相談番組「Dr. Laura」をご存知でしょうか?

昔、AFN 東京(AM 810kHz)で日曜19:00~20:00に放送していたアメリカNo.1のラジオ人生相談番組です。

全米450都市にオンエアされ、毎週1800万人が聞いていたとされる超モンスター番組。

家族問題のスペシャリスト Dr. ローラ(本名:Laura Schlessinger、名前からユダヤ系でしょうか)が一般人からの悩みや問題に、歯に衣を着せず、手厳しくズケズケ言うのが売り。まさに「Dr. Lauraのズバリ言うわよ!」って感じでした。

普段着のアメリカ人が抱える悩み、苦しみ、楽しみが聞けて、思わず内容に引き込まれます。涙あり、怒りあり、同情ありと聞いている人まで思わずハラハラ、ドキドキ。しかもやらせじゃないく、現実に起きている話ばかり。

不倫、離婚、嫁姑問題、親子関係、夫婦関係など生活感のある話題が下世話なものも含め次から次へと繰り広げられのも魅力で、一回あたりの相談も長くても4,5分程度。じゅうぶん集中できます。現在もYouTube上で番組は続いているようです。こんな感じ。


実はこの番組、斬れる英語のオンパレードなんです。人との交渉や議論に使えそうな発話技術もてんこもり。

使われる英語も人に忠告する、物を頼む、聞き返す、反論するなどまさにお手本になるようなものばかり。またDr. Lauraの発音が実に明瞭で聞き取りやすい点もいいです。

それに、なんといっても他人の相談事に耳をはさむ野次馬根性を喚起させてくれる(stimulate a nosey character in me)興味ある内容なので、何回聞いても飽きないです。口語表現を学ぶ素材としての教材性はピカ一かも。

過去の番組(ここに掲載した動画とは別)で、実際にDr.Lauraが使った表現でいくつか使えそうなものを紹介してみましょう。

an apple polisher
→ ごまをする人   
※大人に取り入ろうとした子供がリンゴをピカピカに磨いたところから

marriages led by accidental pregnancy
→ できちゃった婚

emotional blackmail
→ 精神的なたかり、ゆすり

verval abuse
→ 言葉による虐待

immediate gratification
→ 一時の快楽

be jealous of him
→ 彼に焼きもちを焼いている

be mentally strong
→ メンタルが強い

in a past life
→ 前世では

feel uneasy
→ 気が気でない

have violent emotions
→ 喜怒哀楽が激しい

send a message to the wrong person on Twitter
→ ツイッターで誤爆する

get ahead with less sacrifice and effort
→ 楽して成功する

get emotional
→ 感情的になる

get what you want without giving too much
→ いいとこ取りをする

I don't buy it.
→ そんなこと受け入れられない

You lost me.
→ あなたの言っている意味が理解できない
※途中から話の話題がそれて、だんだん相手の言っていることがよくわからなくなった時に、かけた言葉。

That happens every day.
→ そんなこと日常茶飯事よ。

There's always room for dessert.
→ デザートは別腹   ※roomは「余裕、余地」の意。


とまあ、こんな表現がぽんぽん飛び出してきます。さらに上の英語力を目指す人にはぜひお薦めの番組。

一度聞いてみてはいかがでしょう。

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