英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(40)
昨日コンサートに行ってきたので、今日はこのグループにしましょう。
ジャーニーさん
です。ジャニーさんじゃないですよ。そこのところよろしくお願いします。
いやー、たまらんですね。ボーカルのアーネル・ピネダ(Arnel Pineda)さんの声量すごかったです。スティーヴ・ペリーさんに匹敵するかと。
普段は、小さい会場でおとなしめ系のアーティストばかり。今回は久しぶりに、武道館、しかも一万人規模、さらにハードロックときたもんですから、スケールが全然違ってました。観客もgood crowdsでした。
いきなりオープニング曲から、私の大好きなノリのいい「Only The Young」で、スタートしたもんですから、テンションマックス。
「わおー」「かっこいいー」「いいぞー」と女子高生張りの黄色い声援を飛ばしてました。いい歳こいたおっさんが。
というわけで、今日は、ジャーニーさんのバラードの曲をやりましょう。
Open Arms
open armsと言えば知る人ぞ知るジャーニーさんの代表曲。
ビルボードではシングルで2位に、ラジオ&レコーズでは1位に輝いた名曲です。日本でもTVコマーシャルや映画の主題歌に使われたりで、知っている人も多いかと。
キーボードのジョナサン・ケインさんの美しいピアノソロ前奏から始まり、オープン・アムズ(4:30~)につなげていく流れです。これがまた幻想的で素晴らしい!
昨日のコンサートでも盛り上がりましたね。皆、一緒に歌ってましたよ。もちろん私も。昔の青春時代を思い出しながら。
さて、この歌も男女関係を歌ったもので、自分の元を去っていった女性が再び戻ってきて、理由は詮索せず、もろ手を挙げて歓迎して(with open arms)受け入れてあげるっていう内容ですね。寛大なんですねこの男子。
では、歌詞をみてみましょう。
● We sailed on together (僕たちは共に過ごした)
洋楽の歌詞に多い、比喩を使った表現ですね。「一緒に航海した」とは、「一緒に生活していた」ということの例えかと。人生を航海になぞらえているわけです。次のdrift apartは恋人や友人の文脈だと「だんだんお互い離れていく」「愛情が薄れていく」という意味の熟語です。つまりここでは「別れてしまった」ということ。
● With open arms (心から歓迎して)
文字どおりは「両腕を広げて」ですが、これで「歓迎して心から受け入れる」という熟語です。英語で言えばin a very kind and friendly way です。ちなみに複数形のarmsは、戦争の文脈で使われると「武器」という意味にも。
● Wanting you near
これはI want you near me.のことでこれが分詞構文の形になっています。構造的にはI want (you are near me)で{「あなたが私のそばにいることを」欲している}ということ。この歌詞ではYou are by my side.といういい方もしています。とにかく自分の元を離れないで欲しいということが伝わってくる歌詞です。
● Turned night into day (夜が朝に変わった)
ここも字義通りではピンときません。文脈を読む必要アリです。ただそれほど難しくはないのでは。nightは「絶望の中、深い悲しさ」で、dayその反対「幸せな日々、前向きな日」かと。よってここは「悲しみから幸せな日々に変わった」ということでしょうね。
そういえば私、この曲のオープニングのピアノソロが大変気に入り、コロナ禍の最中、こっそり職場にある音楽室のピアノで毎日弾けるように練習してたんですよね。数か月の特訓のおかげで、その時はなんとかできるようになりました。ほんの数秒の短い箇所ですが、自分でも弾けると感動しますね。今はもうやってないのですっかり忘れてしまいましたが。とほほ.......。
昨日のコンサートの最後の3曲はSeparate Ways~Don't Stop Believing~Anyway You Want Itとヒット曲メドレーでした。それがこれ。もうアップされてます。会場こそ違いますが、曲構成は全く同じです。
この時は、盛り上がりも最高潮でした。
When these three songs were played, the excitement was at its peak.
いやー、久しぶりに青春に戻れました。
The concert took me all the way back to my twnties.
はいー。