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「リアリティー番組」で学ぶ生きた英語

ご存知、フジテレビで放映されている番組『アンビリバボー』。
世界中で撮られた衝撃映像やアニマル映像、自然現象、ミステリーなどを取り上げた番組です。

以前、飛行機の機内誌にこの番組の紹介が簡潔な英語で書かれてありました。うまいこと言うなーと感心したのでご紹介しましょう。
まず、皆さんならなんて説明しますか?12語くらいでお願いします。

正解は..................(一番下をご覧ください)


さて、話題はがらりと変わって、『シンプルライフ』(The Simple Life)というリアリティー番組をご存じでしょうか?パリス・ヒルトンと二コール・リッチーという超セレブのわがままギャル娘達が、地方の一般家庭を次々に訪問し、ホームスティをしながら職業体験して回るというもの。

次がその紹介動画です。

くだらないと思いながら、ついつい見入ってしまった。
まさに渋谷にいるギャルが田舎の素朴な生活を体験してまわるようなもの。

過去放映されたもので使える英語があったので、ここにご紹介します。

● ミシシッピー州のある家庭(The Skinner Family)での場面。

滞在先にJamesといういたずらざかりの男の子がいて、
二コール・リッチーにやたらいたずらしてからかっているというシーン。
相当怒って、ついに切れて次の捨てゼリフを二コールが。


            “私はいつだって負け知らずよ” 

さて何て言ったでしょう?

これは“最後には私はいつも必ず仕返しできるのよ”という意味で言いました。


正解は......................................






I always get the last laugh.
“私はいつだって負け知らずよ”→“いつも最後に笑うのは私よ”という発想。


このパリスと二コール、まさに世間知らず。一般人から見ると金銭感覚も麻痺してました。

テキサス州の地元の警察に入隊し、1日sheriffを体験した場面。

これがまためちゃくちゃ。パトカーを運転して、無線でいたずら。イケメンが運転していたからと、pull over(脇へ止まれ!)と停止させたり、自分が身につけている下着をなまなましく描写してみせたりと目も当てられない。

たまらず市民からcomplaints(苦情)が来ていると、警察の責任者。
そして、体験入学が終わった後、彼は最後のセリフでこう言った。

            “首にならないといいけど

あまりにとんでもない体験者を入隊させた責任を問われそうだと怯えていた。

さて、何て言ったでしょう?

正解は..............................





 I hope I still have the job.
“首にならないといいけど”→“まだ仕事があることを祈るよ”という発想。

中学英語の活躍ぶりが映像を通して学べるので、指導素材としては料理の
仕方で化けるかもしれません。




さて、最初に聞いた番組『アンビリバボー』の正解です。


This show focuses on real phenomena that stretch the bounds of belief.
(この番組は、一般に信じられている事柄の境界線を超えた実際に起きた現象に焦点を当てている)

こういう端的に的を得た描写力を身につけたいですね。

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