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映画『太陽と桃の歌』鑑賞

スペイン映画『太陽と桃の歌』をみた。スペイン・カタルーニャで桃農園を営む大家族が、農園を守るために地域に進出してきた太陽光パネル業者に抵抗していく間に家族やコミュニティが分断されていく様子を描いている。
ドキュメンタリーではないが、リアリティがある映画だ。

スペインの大家族の様子は日本の昭和初期のようで、今でも核家族化していないのだなと思いながら観ていた。

明るく楽しそうにみえる大家族であるが、大手スーパーに安く買い叩かれる桃農園では生活を維持していくのは大変であり、太陽光パネル業者の元で働く選択をすれば、月々の固定給が入り、生活が楽になる。
地域や家族が分断されていく様子をみると、日本でもダムや原子力発電所等ではこんな感じでコミュニティが分断されていくのだろうと思った。


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