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人との関わり方にある特性

今日は、人が他者との関係性の中でどのように反応をしているのか、その特性という点でお伝えします。

私たちは、人とコミュニケーションをとる時に、言葉だけではなくて表情やしぐさなどの言葉以外の表現、行動も含めて相手の感情や思いな度を汲み取ってコミュニケーションをとっています。
実は、人の中にはその言葉以外の表現を読み取るのが苦手なタイプと得意なタイプがいます。人の非言語の行動に敏感に反応する人たちを「外向型」、言葉以外の表現に意識がいかない人たちを「内向型」と言っています。

それぞれのタイプの特徴を簡単にまとめます。

「内向型」と「外向型」の特徴

内向型
・感情はあるけど、あまり感情を出さない
・外の刺激に対して、反応するまでに時間がかかる
・自分が信じているものに基づいて反応し、納得するかどうかは話の内容次第。
・人とラポールを築くのが苦手な場合があります。
・コミュニケーションがうまく行っているかどうかは、自分の感情や感覚で判断する。
・周りの人の言葉以外の表現に無頓着である
外向型
・人の行動に対して無意識に、自動的に、反射的に反応する。
・快活な人が多く、豊かな表情や身振り手振り、声のトーンを使って相手に反応する。
・コミュニケーションがうまく行っているかどうかは、相手の反応を観察して判断する。
・相手と信頼関係を築き、維持するのが得意。
・内向的な人と話すと、言葉以外に反応がないため居心地が悪い時がある。

これら2つのタイプをご紹介しましたが、一般的に外向型の人が93%、内向型の人は7%と言われています。しかし、両方を持ち合わせている人は実は意外と多いような気もします。

職人技・専門職で内向型の力は発揮される

コミュニケーションがあまり必要とされない技術職、専門職で力を発揮する人が多いようです。確かに職人肌の人は、「聞くより背中を見て覚えろ!」という方がいるとも聞きます。
逆に、営業職やサービス業に関わる人は、外向型の人の方が力を発揮するのは想像できます。

仮説ではありますが、スポーツにおいてその道の技や道を極めることに高い意識を持ち、競技を突き詰め、極めようとする選手は、「内向型」の特徴の人が集まりやすいかもしれませんし、
一方でチームスポーツでは、他者とのコミュニケーションもパフォーマンスに大きく影響を与えます。そう考えると、チームスポーツには「外向型」の選手が多く在籍しているのかなと個人的には感じています。

外向型の選手の中にも、内向型の特徴を持ち合わせている人も多いと思いますし、むしろそうでないと高いレベルまでスキルを上げ、色々な人に支えられて競技を続けていくのは難しい気もします。

決して「内向型」だからチームスポーツがダメというとこではありません。、特にスポーツのポジションなどの特徴で人のタイプが分かれることもあるのかなと思っています。

例えば、野球はチームスポーツですが、よく投手をやる選手は「自己中心」「自分勝手」などと言われることがよくありました(私は投手をしてました)。ポジションの特性上、微細なコントロールを身につけるために、投球フォームなど細かな点を探求していかなければなりませんし、打者との勝負に勝つために自分自身の内面と向き合う機会が多くありました。そうゆう意味では内向型の特徴が出来やすいように感じます。

自分のタイプを知り、「自分とは違うタイプの選手がいる」ということを知り、受け入れるという面で参考にしてください!

<参考文献:影響言語で人を動かす>



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