本村家のうきうきわくわく沖縄旅行3
3日目の朝がきました!
今日は、いつもとは違って朝から(朝だけ)予定があります。
父とシュノーケリングをします!!!わーい!
母と姉はしません。
全員がいるリビングで三回くらい「シュノーケリングする人ーーー?」と聞いたんですが、三回ともこちらを見るだけで無反応でした。
父の手だけは三回とも上がりました。
沖縄の海でのシュノーケリング、しかも今回予約したシュノーケリングは「青の洞窟をシュノーケリングしよう」という内容で、普通に海の中を見るだけではないんです!
青の洞窟をシュノーケリングするんです!!!!!!
(これもみんなに伝えましたが、結果は変わらずでした)
ちなみにシュノーケリングのあの道具は、人生で一度だけ使用したことがあるのですが、
ハワイの海で、檻の中でサメを見るときに装着しただけなので、使い方とか全く覚えてないです。
それどころではなかったため。
10時に集合場所に集合なので、それに合わせて支度します。
昨夜食べ過ぎたので、みんなそんなにお腹が空いていません。
その辺に転がっているものを、それぞれ適当に食べます。
私も昨日スーパーで「なにこれー!」「見たことない!」とテンションが上がりながら買ったパンを無言で食べました。
腹ごしらえをしたところで、車に乗り込んで出発です!
青の洞窟をシュノーケリングするぞ!
集合場所である、海の近くの丘にある駐車場に着きました。
車から降りると、肌が焼けて髪の毛の明るい、いかにも泳ぎがうまそうな人たちが目の前を横切り、急に不安になってきました。
私は一目見ただけで「海入るの、何年ぶり?」と聞かれるような見た目をしています。
めちゃくちゃ場違い。。? もしかして。。。?
不安な気持ちを抱えたまま、イベント主催者から「オレンジの車に集合」と言われていたので父と一緒に向かいます。
母と姉はにやにやしながら着いてきます。
オレンジ色の車の前にはインストラクターのような人がいて、周りには参加者が10人ほど集まっていました。
集まっている人たちもインストラクターの人も、なんというか、動物で表すとヒョウとかタカだよね〜と言われてそうな人たちで、普段タヌキとかパンダと言われる私は帰りたくなりました。
インストラクターの方が説明を始め、説明の最後に参加者プレゼントと言って星の砂をくれました。
懐かし!!!!!!!!!!!!!!!!!
昔誰かの知り合いが買ってきてくれたかなんかで家にあった!!!
みなさんの家にも、誰かの知り合いが買ってきてくれたかなんかで家にありましたよね!!!???
そのあと、更衣室でウェットスーツに着替えてもう一度集合場所に集まったんですが、その途中で姉と母に会ったときに、めちゃくちゃ笑われました。
沖縄旅行中で一番笑ってました。
あとで姉から聞いた話によると、私を見送ったあと母が「ウェットスーツって、誰が着ても似合わんのやろな……。」と、ぼそりと言ってたらしいです。
ぼそりと言うな。
あと私が信じられないくらい似合わなかっただけで、似合う人はいる。
3人くらいのインストラクターの人に連れられて、海の見える丘から階段を降りて、そのまま海へとざぶざぶ入っていきます。
海の中で立って辺りを見渡すと、背後には切り立った岩がそびえ、目の前には灰色の空と海。
波が作った巨大な風が吹いて、潮の香りがします。
浮き輪に掴まって海の中での呼吸を練習します。
私たち親子の他に、中学生くらいの子供と親も参加していて、みんなで一つの浮き輪に捕まり水中マスクで息を吸う練習をします。
水圧で肺が押されている+鼻がマスクで塞がれているため、口だけで空気を吸い込む筋肉が必要です。
呼吸している時、海の中の映像を見るときに聞こえる「シュコーシュコー」という音が自分の口から聞こえてちょっと面白いです。
水中には浅瀬の段階でも小さくてカラフルな魚がたくさんいて、参加者のみんなで「すごー!」「キレーーーー!!!」と感想を言い合います。
その間にインストラクターさんが足ひれを付けてくれるのですが、
海面で「お父さん!!!一人でそっち行かないで!」と叱る声が聞こえました。
いやな予感がして海面にそっと顔を出すと、私の父が浮き輪から離れ一人で泳いでました。
そして私より年下のお姉さんに怒られていました。
おい父…。
私は他人のふりをしたかったのですが、全員に親子だとバレていて無理だったので、お姉さんと一緒に怒りました。
父に憤慨したあとも引き続き、みんなで移動しながら海中を見ていると、段々深い海になっていきます。
海の色も濃さが増して、大きな魚も現れてきました。
ぼーっと眺めていると急にぼこっと海底が深くなる所があり、足の下に巨大な空間が現れます。
地上で考えると、ビルの5階くらいの高さから下を眺めている感覚です。
沖縄の海だからか、どこまでも下まで見通せてしまいます。
思わずひっ、となってしまう光景。
海ならではの怖さに感動しながら進むと、青の洞窟まで辿り着きました。
シュノーケリングをしたかっただけなので、青の洞窟はおまけみたいに考えていたのですが、すごくキレイでした。
なにがキレイかというと、水中が青く光っているんです。
その光っている中で自分が浮いているっていう、珍しい経験ができるんですよ。
青く光っている水中で浮いたことない人は、やってみてください!!!
洞窟から岸への帰り、急にハンバーグくらいの大きさの魚が周りにわらわら集まってきて、テンションが上がっていると、インストラクターの人が参加者に食パンを一欠片ずつ配り始めました。
おやつをあげられるみたいです。
しかもおやつをあげている姿を、水中で写真を撮ってくれるとのことです。
今回参加したこのシュノーケリングツアー、シュノーケリングに必要なものは一式貸してくれて、青の洞窟も行けて、写真も撮ってくれて、撮った写真は全てデータで送ってくれて(20枚くらい)、魚におやつもあげられて、保険代金も込みで、一人1400円でした。
安すぎないか???
全員行きましょう!!!
星の砂もくれるし。
帰り道は海面に顔を出しながら移動し(呼吸がめんどくさくなったため)、岸に着いて上陸しました。
父は帰り道お姉さんに、「お父さん泳ぐの上手いですね〜」と言われてにこにこ上機嫌でした。(私も言われたぞ)
お姉さんありがとうございます。。
とても満足したシュノーケリングツアーでした!!!
更衣室でウェットスーツを脱いで、水着から服に着替えて更衣室を出ると、入り口で父がまだ水着で立っていました。
そして私に、「ももこ。。バスタオル貸して。。。」と言いました。
更衣室に別々に入ったときからなにも変わっていない父が、出口で立っているの怖すぎる。
どういうことかというと、私たちが海にいる間に、母と姉は車でどこかに行ってしまったらしいのです。
その車には、私のスマホや財布が乗っています。父のパンツもそこです。
戻ってきてもらおうにも、二人ともスマホは車に置いてきたので、連絡も取れません。
財布もないので、公衆電話も使えません。
ただ待つしかないのです。
なにやってんだ…。
父はスマホも財布もパンツもないまま、私の貸したバスタオルを腰に巻き、暑い日のカタツムリみたいな顔をして更衣室前のベンチに座っていました。
着替えはあるため父よりはマシな状況である私も、いつ戻るか分からない二人を、シャワーすることが出来ず海水によりバシバシになった髪の毛をなびかせながら待ちます。
塩の匂いのする風が、情けない二人の間を通り過ぎます。
30分ほどで母と姉の車が戻り、今までの時間スマホも財布も無かったからひたすら待つしかなかったということを告げると、姉に「それは知らん」と言われたので黙りました。
父は車に乗ってすぐ、泳ぎが上手いと褒められたことを話していました。嫌なことは引きずらないタイプ。
お腹が空いたので、ご飯を食べようとなり、ステーキ屋さんを探しました。
そして、たどり着いたお店で食べたのがこちらです。
なんか分厚くて美味しかったです!
美ら海水族館に行くぞ!
そのあとは、母が行きたがっていた、美ら海水族館に行きました!
美ら海に着く頃には天気は快晴!
着いてすぐにイルカショーを見に行き、そのあと水族館内に入りました。
水族館はさすがに広く、大きな水槽で青色が輝いてキレイでした。
施設内に「サメ博士の部屋」というコーナーの展示が見応えがあり、すごく面白かったです。
美ら海水族館は建物もかっこよく、目の前には海があり、施設内も道もテーマパークみたいに清潔で、施設がたくさんあり、すごく素敵な場所でした。
古宇利島に行くぞ!
その後、母が行きたいと言っていた古宇利島という島に行きました。
古宇利島は、車だったら10分くらいで一周できるような小さな島です。
行くまでの途中、島に続く橋があるのですが、ここを渡るタイミングで車内BGM担当の姉が、松任谷由実の「ひこうき雲」を流し、そのさすがの選曲に「Hey sis」と拳を合わせたくなりました。
古宇利島には美味しそうな定食屋さんや喫茶店がちらほらあったので、大体は、じゃあここで晩御飯でも食べようか〜となりそうなものですが、みんなステーキでお腹いっぱいなので、本当に車で一周しただけで帰りました。
(なので古宇利島内の写真とかは無いです)
そしてホテルにつき、晩御飯、どうしようとなりかけましたが、一日目に買った食べ物がまだ、いまだに、残っていたのでみんな黙ってそれを食べました。
少食家族!!!!!!
こうして三日目が終わりました!!!!!!!
このホテルで眠るのは今日で最後です。
なんと早いことか。。。
ついに明日が最終日となってしまいました。
なんの計画もない我々は、一体何をしたんでしょうか!!!
最終日、4日目に続きます!!!
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