私たちは太陽とともにありました
もうすぐ桜が満開になりそうです。新元号も決まった今年の桜は平成最後のお花見です。私も友だちと夜桜をワインと一緒に楽しもうと計画しています。冷え込まない暖かい夜だといいな。
世界で1番わかりやすい五行六令運命学のmotomeです
五行の季節は私たちの感覚と少しずれています。四季は月を分けると下記のようになります。でしたね
春=2月・3月・4月
夏=5月・6月・7月
秋=8月・9月・10月
冬=11月・12月・1月
五行六令運命学は生年月日で命(運命)をみていきます。運命を占う占術は、大きく分けて2種類しか存在しません
①東洋系の占い 暦=季節・太陽の位置を元として占う
②西洋占星術 太陽系の惑星の位置を元として占う
東洋系の占いには四柱推命、六星占術、動物占いなど多くありますが、これら全て暦=季節・太陽の位置で占います。そう、暦の元は太陽なのです。東洋系占いの季節も太陽の位置で決まります。1年で1番太陽が長く地球に降り注ぐのは夏至ですね。
余談ですが、かの有名なシェイクスピアが書いた戯曲「真夏の夜の夢」真夏と題名に付いていますが夏至の一夜のお話なのです。
2019年令和元年の夏至は6月22日です。真夏の感覚ではないですが陰陽のバランスにおいて、陽が1番強いので占術的には真夏と言えます。地球が温まるには数ヶ月ずれるので、私たちが暑い!と感じるにはタイムラグがうまれます。これが暦でいう季節と私たちが感じている季節のズレの正体です。
そして、1番陰が強くなるのは1番太陽が短い時間地球に降り注ぐ日なので冬至です。
太陽の位置は私たちの命(運命)を占うのにとても重要なのです
私たちは太陽とともにあるのです
太陽とともに私たちの生活かあることは、東洋系占いの基になった中国の書「黄帝内経」にも繰り返しでてきます。太陽を基準に考えることが大切だと教えてくれます。その考えは今にも生かされています。そしてどうして太陽とともに生活するのが大切かが現代の科学で解き明かされていっています。2千年前の書物に書かれていることが21世紀に科学的証明がなされ始めているなんて面白いですね。
では、その太陽が私たちの生活にどう関わりが深いのでしょう
太陽が移動する天球上の道を黄道といいます。その黄道を一番陰陽の強い時期は夏至と冬至。その2つ合わせて「二至(にし)」と言います。
黄道をこの「二至」夏至と冬至で二等分にします。
陰陽が同じ力をもつ、昼と夜が同じ長さになる春分と秋分。この2つ「二分」で分けて四等分です。
この四等分の中間にあたるのが前回お話した「四立」立春と立夏と立秋と立冬です。これで八等分「八節」になりました。
一年間に一節は45日。これを三等分したのが「二十四節気」です。
そして、さらに5日ずつに三等分し、時候を表したものが「七十二候」というものまであります。
私たちにとって太陽が季節の巡りの基本だということがよくわかりますね。
本日、2019年4月5日は二十四節気の中の「清明」です。清明は「清浄明潔」の略で「全てのものが、けがれなく清らかで生き生きしている」という意味です。今の時候はまさしく!ですね。