#2 テレビなし生活で得られた私と息子の3つの変化
テレビなし生活のはじまり
我が家では、今年の4月から「テレビなし生活」を続けています。
きっかけは、毎日繰り返す「テレビはもう終わり!」「いやだ!もうちょっと!」のテレビバトルにうんざりしていたある日、息子が発したある言葉。
その言葉がきっかけで、私は息子が寝た後にテレビの電源を抜き、翌日から、息子には「テレビが壊れちゃったからしばらく見れない」と言っています。
テレビでYouTubeやDVDも見せていたので、息子にとってはテレビ=映像系すべてであり、まとめて見れなくなりました。
※きっかけの話は改めて書こうと思います!
いつまでもつかなと思っていましたが、なんと、テレビなし生活を始めて5か月目になっていました!
この5か月で私にも息子にも変化があり、「テレビなし生活、いいかも?」と感じています。
今回は、テレビなし生活をはじめて得られた私と息子の変化をご紹介します!
【変化】テレビなし生活をはじめて得られた私と息子の変化3つ
① 私のストレスが激減
平日も土日も、テレビバトルを繰り返していた私と息子。テレビがなくなったとたん、このバトルが一切なくなり、私のストレスが大幅に軽減されました。
もちろん、ワンオペワーママには様々なストレス要因がありますが、私が毎日感じているストレスの大半ははテレビバトルによるものだったと気がつきました。
また、土日は朝のテレビタイムがなくなり、早い時間から公園へ散歩に行くようになりました。土日に朝からテレビを見始めると、外に連れ出すのも大変です。朝から活発に過ごせています。
② 息子が独創的な遊びをするようになった
テレビをつけなくなった翌日から、息子が独創的な遊びをするようになりました。
「家の柱を木に見立てて、カブトムシにむかって空想の樹液ゼリーを投げつける」という遊びや、「床に広がった空想の池で鯉の餌やりや釣りをする」という遊びをはじめたのです!!
また、自由な発想でブロック遊びをするように。息子は、作成例どおりに作るのが得意で、自由に作るのは得意ではないと思っていました。
しかし、何も見ずに、スポーツカーやロケット、恐竜などを作って私に見せるようになりました。
ほかにも、息子作詞作曲の歌を歌ったり黙々と壁に落書きしたりしています(さすがに怒る)
テレビがついているとぼーっと見ているだけなので、これは明らかにテレビがなくなってからの変化だと感じています。
③ 息子が夕飯作りの手伝いをしてくれるようになった
思わぬ副産物です。
平日の夕方帰宅した後、お腹が減ってしかも暇な息子はなにかとキッチンに入ってきます。
最初は「ミニトマトを洗ってくれたら、1個食べていいよ」と言って好きに洗わせて好きに食べさせていました。
一応お手伝いなので感謝を伝えると、やはり嬉しかったようで、トマト洗い以外のお手伝いもしてくれるようになりました。いまでは生卵を自分で割ってまぜてくれます!
テレビに夢中だと、お手伝いなんてしてくれません。期待していなかった大きな変化でした。
ただ、やはり平日の夕方は慌ただしいので面倒だとも思います。それでも、「台所育児」という言葉があるくらいですので、息子の成長につながるのではと、遊び感覚でなるべく手伝ってもらうようにしています。
【逃げ道】タブレットで動画を見せる日もある
テレビ=映像系は絶対にNGというわけではありません。テレビがなくてもひとりで遊ぶようになったとはいえ、息子はまだ3歳です。一日中ひとり遊びという訳にはいかず、私が相手をする必要がありますが、以下のようなときは「特別ね」と伝えてタブレットで動画を見せています。
[動画を見せるとき]
・私の体調が悪いとき
・子どもが発熱していてじっとしていてほしいとき
・朝から全力で外で遊んで、力を振り絞った自分を褒め称えたい日の夕方
また、動画を見せるルールを自分の中で決めています。
[動画を見せる時のルール]
・教育教材のみ
・教育教材でもYouTubeはNG
・タブレットで見せる
たとえ教育教材だとしても、YouTubeは次から次におすすめ動画が表示されるため、絶対に次が見たくなってしまいます。(なんてったって私も夜通しみているからわかります!)
また、タブレットで見せることにしているのは、隠せるからです。実際にはテレビは使えるのでDVDも見せられますが、ふとした瞬間にテレビが視界に入り「見たい!」と言い出すため、テレビは使わずタブレットに限定し、普段はタブレットを隠すようにしました。
ちなみに、テレビは現在もリビングにありますが、息子にとって価値がないので視界に入っていないようです(笑)
【結論】大切なのは親子の心の安定
現在もテレビなし生活を継続していますが、テレビバトルによるストレスがなくなり、精神的にかなり楽になりました。
ただ、本当にきついときはタブレットで動画を見せるという逃げ道も用意しているので、続けられていると思います。「映像系を一切見せない」という教育法もあるようですが、私はそこまではできません。
また、コロナ禍ではテレビや動画ともうまく付き合っていかなければならないと思います。
おうち時間が増え、さすがに時間を持て余しますよね。さらに、コロナによるクラス閉鎖などで子どもをみながら仕事をしないといけないときもありますから。
大切なのは親子の心の安定。
きっと、テレビがあってもなくても、ママとお子さんが笑顔で過ごせることが一番大切です!
私にとっては大きな変化が得られ、親子の心の安定につながったので、我が家のテレビなし生活を紹介させていただきました。
お子さんとのテレビバトルにうんざりしているママの参考になれば嬉しいです!
※年齢の高いお子さんには、電源を抜くだけでは壊れていないことがバレますし、修理や買い替えもあることがわかるので、別の方法で検討してくださいね。笑
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