僕がジョンと呼ばれるまで

僕がジョンと呼ばれるまで
Do you Know what my name is?

今年中に投稿したいものがたくさんあって、
そのひとつはのびのびになっていたこちら。

9月21日(土)
世界アルツハイマーデーに行われた
映画「僕がジョンと呼ばれるまで」の自主上映会と、
八重樫穂高先生と玉置妙憂さんのスペシャル対談。

私が玉置妙憂さんのファンになるきっかけにもなった日です。

ポスターを見つけた時から絶対に行きたいと思っていました。

アメリカの、認知症の方も暮らしている老人介護施設での実話で、
数ヶ月前には孫の名前も分からなかった人が、
学習療法(脳トレ)を続けたことにより、
孫の名前がわかるようになったり、
5分前に自己紹介しても5分後には忘れてしまっていた人が、
名前を覚えられるようになったりするドキュメンタリーです。

私はこの映画に希望の光を見出しました。

映画を見て、やっぱり認知症は改善する可能性がある!と思いました。

なぜ、今、社会は認知症は改善しない、
悪化を緩やかにするだけ、とか、
将来は誰もが認知症になる、とか、
そういう情報であふれていて、
認知症の新薬の研究は進んでいるのに、
認知症は改善する可能性がある、
学習療法の効果や開発、普及は広まっていかないんだろうと
私は怒りを覚えた。

写真4、5、6枚目は映画のプログラムから抜粋ですが、
当時の東北大学の教授、川島隆太さん(脳トレのゲームが一時有名になりました)
が開発した学習療法を日本で認知症の人に広めたいと試みたけど
「お役所の壁はビクともしなかった。」

学習療法よりも、新薬の方が儲かる人がいるからでしょうね。

この映画は2014年の映画です。

10年前にこのようなドキュメンタリーが出て、国がすぐに動いていたら、
今、認知症の当事者さんの数は今ほど増えていないのではないでしょうか?
自己負担額年間300万円で進行を遅らせることができる
「かもしれない」
脳浮腫や脳出血などの副作用が起きるかもしれないお薬にみんなが
すがるのは、なぜなんだろう?

本気で国民の幸せを考えているのかな、と思ってしまいます。

私もここで怒っているだけでは何も変わっていかないので、
川島隆太教授が厚生労働省に話を持ちかけても動かないのだから
一市民が怒ったところで何もできないなぁなんて思いつつ、
できることから始めています。
目指すは認知症のない世界。

学習療法は、公文教育研究社でも実施しているようです。

第二部の玉置妙憂さんのお話がまたすごくよくて、
とってもわかりやすかったのが、
私たちが見ている世界はひとりひとり違っているんじゃないか、
ということ。

あるお部屋にいて、暑いなと感じる人がいれば、
寒いなと感じる人がいる。

私たちは同じ部屋にいると思っているけれど、
実は一緒にいないのかもしれない。

私たちはカレンダーや時計で、同じ空間にいる、
と認識できるけど、認知症の方は、
そこがうまくいっていないから、
ずれを感じる。

お互いに、相手を自分の世界に合わせようとすると、
お互いのストレスになる。

あー、あなたの世界ではそうなのね、
と思えば、少し楽になるかも。というお話があったりしました。

妙憂さんは、
窓から外を見て、隣の屋根に人がいる!(妙憂さんには見えない)
と手を振っているご主人に、(ご主人は認知症ではなかったけど)
最初は「恥ずかしいからやめてよ」と怒っていたけれど、
ある時から、
一緒に手を振るようになったとお話されていました。

本当に相手の立場になるって、覚悟のいることだけど、
実はそんなぬ複雑なことではないのではないかなと感じるお話でした。

妙憂さんは、私もかなりキレましたからね、と、
ご家族を責めて罪悪感を持つ方にも寄り添うとっても素敵な方です。

長くなりましたが、
まだまだ言いたいことはあるので、
また改めて。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もあなたとあなたの大切な人が自由で笑顔でありますように。

お気軽にご連絡ください。

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