私のテーブルスタイル茶道への思い ③今から次世代へつなぐ
このコロナ禍ですから
大勢のお茶会は出来ないものの、
私は児童英語教室も運営しておりますので、
発想を転換させて、
クラス毎の少人数でのお茶会を開催することは
出来る!と考えました。
コロナになるまでは、
異文化体験として
ハロウィンの時期に
教室全体の人数で
仮装して近所中を練り歩く
Trick or Treatを2年に1回開催しておりました。
それもコロナ感染を危惧して
行うことが出来なくなりました。
それでも子供たちはハロウィンなどのイベントは
とても楽しみにしています。
そこで、茶道をやっている私の強みを生かして
ハロウィン茶会を催そうと思いました。
結果は大成功!
ちょうど2年前は『鬼滅の刃』が流行っていた時だったので、
子供たちは張り切って、炭治郎になったり、禰豆子になったり。
私は鬼滅に出てきそうな、猫の女主人の「猫女郎基乃」って名乗って
畳の茶室で、小さなお客様達をお迎えしました。
茶道は日本の代表的な文化なのに、
抹茶も、和菓子も、お家では頂いたことがない子供達ばかり。
和菓子はパンプキンの練り切りを80作って、
幼児さんから中学生まで食べてもらいました。
「これ、美味しい!」「もっと食べたい!」と大喜び。
イベントは1週間続き、
全員が、茶室の入り方から、
畳の歩き方
掛け軸の拝見の仕方
お菓子の頂き方
お抹茶の点て方
お抹茶の頂き方
お茶碗の拝見の仕方を
英語で聞いて、やって見たのです。
和文化と英語の何か面白い体験になりました。
掛け軸は『一期一会』
年目は『アナの氷上のティーパーティ』とテーマを設定して、
アナ雪のアナの衣装を着て、2年目のハロウィン茶会を開催しました。
子供たちは、
「ボク、やり方覚えているよ!」と得意そう。
和菓子の練り切りは、氷上に咲く架空のお花をイメージして作りました。
干菓子は、流行りの琥珀糖。バタフライピーで作りました。
掛け軸は『和敬清寂』
和… harmony
敬… respect
清… purity
寂…tranquilityを英語で説明したら、
「和ってお友達と仲良くすることだよね。」
「敬って、先生とかだけを尊敬することだけじゃないよ。
側にいる人を大事にするってこと。」
「清って、お掃除すると、自分の心まですがすがしくなるよね」
「寂って、そうだね。都会はキラキラしているけど、
田舎はのんびりしてていいよね」
って色々な意見が出ました。
そして今年はお茶会をもう既に催しちゃいましたよ!
今度はテーブルスタイル茶道で😉
七夕茶会。
天の川羊羹で。「わぁー綺麗!」ってみんな絶賛!!
そして折り紙で七夕飾りを折りながら、
その一つ一つの意味の説明を英語で聞きながら理解。!楽しい体験でしょ♫🤗
こんな体験はきっと子供たちの脳裏の片隅に必ず
残っているものだと思います。
アイディア次第で何でも楽しめる!
そして日本文化の茶道が持つ、敷居が高くて何だか難しそうっている
イメージも変えて、
誰もが気軽に楽しめる茶道も、子供たちには伝えていきたい♪
みんなが笑顔になってくれたら最高だと思っています!
そしてこれは茶道体験のみに関わらず。
楽しそうと思えるものに、挑戦して自分の経験にしていく事を
身をもって、子供たちに見せたい。
そうして積極的な、未来を変える子供たちの育成を
茶道と英語からしていく!
中村もとこの挑戦は続きますよ〜♪
お読み頂きありがとうございました。