失敗から解放される
「失敗くらい気にするな」「失敗したら改良すればいい」「失敗も過程のひとつだ」こんな風に失敗を怖がらないために様々な文句で自分を言い聞かせてきましたが、根底に潜むものに気づきました。
私が「自分は失敗する、を前提としていること」、そして「失敗は悪いもの」という考えを前提としていることです。
だから失敗をいかに前向きに解釈できるかで勝負しようとしているのです。
そりゃいつまでたっても失敗が頭から離れないわけです。
そう気づいたら、じゃあどうしたらいいか?
失敗が失敗でなくなるためには・・・失敗が自分にとってメリットのあるものになったら最終的には失敗だなんて思わなくてよくなるんじゃない?
得た結果が同じであったとしても、得た瞬間は失敗だと思ったとしても、そこからその結果にメリットを与えていけばいい!!
そこでまず私は失敗の何が嫌なのか?を分析してみると
①時間と労力の無駄遣いをした気がするから
②惨めだから
大きく分けると私はこの2点・・・けっこうせこい女に思えてきますが本音だから仕方ない。
①時間と労力の無駄遣いをした気がするから、についてはたぶん最短距離で少ない手数で成功だけ欲しいと思っているからです。
常に成功か失敗かで終わるという考え方になってしまっているようです。
今まで私が一喜一憂していた成功と失敗は真逆のものではなくてどちらも同じエピソードのひとつみたいなものと捉えてみると、ちょっと良さそうです。
別に仕事とか大きな挑戦事なくても日々の料理や掃除などといった生活で構わないのです。
成功しかしたくないから挑戦してないこと・・・たくさんあります。
私にとってはパン作りなんてその最たるものです。
やってみたいけれど失敗すると嫌だからなぁ・・・やめとこ、なんです。
でも糠漬けは何回失敗しても改良しながら続けていて、カビさせたり異様な臭いを発生させたことも今ではエピソードとして話せるし、塩分や水分についても自分なりのやり方を持っているし、これからも失敗するけどきっとその度に改良するのです。
だから私は成功と失敗の2極化問題については糠漬けを目指します!!
②惨めだから、についてはまず「誰にも言わずに挑戦する」をやってみました。
実際にフラワーアレンジのコンテストに出品するときにこの手を使って、まんまと落選して・・・他人に対しては惨めではなかったかもしれないけれど、やっぱり惨めな気持ちになりました。
他人に言う、言わないは問題ではなかったのです。そして考えたのが「素直になる」!!
「頑張ったのに落ちたから今はへこむわ。でもどうしても入選してみたいから来年もやるしかない。」でもいいし。
「なんで私の作品がダメで、あの作品が入選しとるん?おかしくない?悔しいーーー」でもいいし。
「あの作品良かったなぁ。色遣いがいいな。私ももっと自分のオリジナルの色遣いを探し出そう」でもいいし。
これは全部私が今まで素直になったら出てきたものなのですが、落選しただけだったら失敗だったのが、このような感情を思いっきりプラスしたら私は自分が可愛く見えました。
これは最大のメリットです!!
もちろんこれは私だけの私の心のコントロール法ですが、こうやって失敗から解放されていrく人もいるんだなぁってことです。
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