「他人に認められたい」を止めたい
私は子供の頃からずっと他人>自分だったので、とにかく誰かより先に自分の意見を言うことが怖かったです。
これは特に子供の頃ですが。
ある程度周りの人の意見を聞いてから、受け入れられそうな意見を言う癖がついてしまっていました。だから自分が先に口を開くなんて恐ろしいことできなかったのです。
他人と違うこと=自分がダメだったんだと思います。
他人と自分の意見が違っているときに他人が正しいと思うだけでなく、他人と同じように考えられなかった自分が恥ずかしいとも思っていました。
そして仕事をするようになってから・・・私はプリザーブドフラワーのアレンジや白磁の絵付けで作品を作ってお届けしているので他人から好かれること、受け入れられることは必要不可欠だと思っていました。
でも他人って一人ではなく不特定多数なのです。皆から好かれるなんて無理なのです。
誰からも好かれるなんてあり得ないのは分かっていたから、迷ってもがいているうちに「せめて嫌われない程度に・・・」と考えるところにまで行きついていました。
この状態は本当に疲れます。
いつも他人の目で自分を見て、自分にダメ出しして、普通っぽく見えるようにし続けることに精神力を使っているのです。
でもちゃんと、こんな不自然な状態に居心地が悪くなるのです。
私はちゃんと私として生きたいと心の中では思っていたんだと思います。
だから人の話を聞いたり勉強して自分で意図して変わることにしたんです。
そして気づいたこと。
自分らしく生きる、そこに他人は関係なかった。
ただ自分が何を好きで何を嫌いかをちゃんと知る、それだけでよかったんだと思います。
私が好きなんだから他人が好きと言おうと嫌いと言おうと、私は好き。
私が嫌いなんだからどんなに称賛されているものでも、私は嫌い。
その理由を探るとかはまた別の効果があると思うけれど、今は必要なくてただ好きか嫌いかに分ければそれでOKなのです。
そして「私が好きだと思うものがある」というだけのことで、そのもの自体の価値とは関係ないのです。
だから私が他人と意見が違うからと言って、私がダメなわけでもいいわけでもない。ただ違うだけなのです。
こんな風に気づけたら、「他人に認められたい」を止めたいなら「私は何が好き?」って自分を探ることかなぁ、となりました。
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