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【i shuffle】左脳に書いた手紙/「しるし」Mr.Children

【i shuffle】(アイ・シャッフル)というシリーズ2回目。アイフォンの音楽アプリで、ミスチルをシャッフル検索し、たまたま1曲目に出てきた曲との思い出について書いてみるコラム。今日は「しるし」。


今朝、検索して「しるし」が出てきた瞬間、「この曲で、コラム書けるかなぁ」と不安になった。どちらかと言えば「聴き込んでない側の曲」だ。でもこれがアイ・シャッフル・シリーズのドキドキ感でもある。思うままに、つづってみる。

この曲は、テレビドラマ「14歳の母」の主題歌で、私が大学4年生のときに出逢った曲である。秋に放送されていたせいか、秋から冬にかけて寒くなる季節にピタリと重なる。逆にいうと、春とか夏とかにアイフォンから流れてくるといつもスキップしてしまう。

恋愛的な思い出は、あんまり重ならない。

年末に向かうような、冬が深まっていくような、うつりゆく季節を思い起こす。いま、改めて曲を聴きながら、このコラムを書いている。大学の卒業と仲間との別れが近づいていた当時の「寂しさ」を思い出す。それは、心地よさというよりも、ネガティブな思いを掻き立ててしまう。だから、なんだか触れたくない腫れ物として、この曲は私の人生の奥底で眠り続けてるのかもしれない。

”狂おしく鮮明に僕の記憶を埋め尽くす”
(「しるし」/アルバム『HOME』より)

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