気づきのメンタルヘルス(母親への対応)
ABC理論の説明
感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!
ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説
A(出来事):母親が同じ話ばかりする
C(感情) :だんだんいらいらしてきた
B(認知) :同じ話はするべきではない(?)
E(望む結果):そういうものだと聞けるようになる
D(反論・アドバイス):母親だし、仕方ないと思えばいいんじゃない?
わたしの母親はかなり昔(10年以上前)からうつ病を患っており、今でも医者に通っています。
そんな中、最近医者を変えて、薬を全部やめる方針になってから、頻繁にわたしに連絡をくれるようになりました。
わたしが4nessコーピングを習っていることもあり、一緒に住んでいる父や妹が母親の状態がわからないため、連絡してくる感じです。
そんな連絡を受けるようになってから、既に2ヵ月ほど経っているのですが、毎回同じ話、同じ愚痴、同じ結論を繰り返しているのが現状です。
最初のうちは薬をやめたばかりで不安なんだろうなと思って聞いていたのですが、さすがに10回連続くらいで同じ話をされ続けて、わたしもちょっと疲れてきてしまいました。
イライラすることには理由があるのですが、1つはそうやって大変ということをネタに話をしてくることが、以前のわたしと同じであること。
見ていて、恥ずかしいやら自分がしてきたことというのもあって、嫌悪感が出てしまうのだと思います。
2つ目は同じことを繰り返し、覚えていないので、人の話を聞いていないと思ってしまうこと。一昨日まったく同じ話をし、同じ結論だったことを忘れていたからです。(母親はボケてはおらず、まったくの正常です。)
1つ目は世代間連鎖(別に記事に書こうと思ってます)によるもの(親から子へ受け継がれてしまうのもの)もあるので、仕方がないのですが、ちょっと嫌ですね。
2つ目は、そのままです。きっとわたしと話すためにネタを見つけては電話をしてきているのはわかっているものの、一昨日の話を覚えていないことに腹が立ってしまうんですよね。
でも、目的が話すことで、自分の状態を変えたいというものでないと仮定するなら、前回の話なんてどうでもいいわけなので、覚えていなくても普通という気がしてきます。
この母親の行動、どうするのが一番いいのかは模索中です。
講座でこの話をしたところ、
1.同じ話を聞かされてイライラ
2.母親の状況を考えると聞いてあげたい
という2つのことに折り合いをつける必要があると。
割と2の~であるべきを優先する人が多い中で、折り合いをつけていくということが大事なんだという話です。
連絡があっても、今は都合が悪いから後にしてと言ってみるとか、こちらの状況も見ながら、全て2.を優先しないでもいいということです。
みなさんならどうしますか?