気づきのメンタルヘルス(過去のイライラ②)

ABC理論の説明

感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!

ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説

A(出来事):席の後ろの人の話している内容が言い訳ばかり
C(感情) :イライラする
B(認知) :言い訳ばかりするべきではない
E(望む結果):聞き流せばいい
D(反論・アドバイス):自分がそういう話し方をしなければいいんじゃない?

かなり昔に書いたABC理論です。

その当時、仕事でわたしの後ろの席の人が、やたら言い訳ばかりの話し方をしていたのを聞いて、すごくイライラしたときの話です。

怒りには3つの要因があります。(未処理の感情に気付けば問題の8割は可解決する P22参照)
1.フラストレーション
2.過去に自分がやめた手法
3.哀しみ

この話は、2に該当する事例です。

よくよく考えてみたら、自分がしてたんですよ、こういう話し方。
それで誰かに注意をされて、ものすごく自分にダメ出しして、自己否定したと思います。
昔やめたことを、普通にしている人を見るとイライラしてしまうのですよね、わたしはやめているのに!と。

これは自分にOKが出せてないのが原因ですね。

言い訳するときだってあるんですよ。それが普通です。
そればかりは問題ですけど、たまにならいいじゃないですか!

それを許せない自分がいるからイライラするんですよね。
今はこの構造を知っているので、少しは許せてるかな?

みなさんは、自分、許せてますか?


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