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気づきのメンタルヘルス(気遣い)

ABC理論の説明

感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!

ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説

A(出来事):眠いのに繋がっている居間と寝室の間のふすまが空いていて寝れなかった
C(感情) :なんでふすまを閉めてくれない?と腹が立つ
B(認知) :義父母の家なので、こちらの状態を見てふすまは嫁さんが閉めるべきであり、気を遣うべき。
E(望む結果):言いづらいことをはっきり言って、諦めて寝れる。
D(反論・アドバイス):相手の状態なんてわからないものだから、わかって欲しいってのは難しいんじゃない?実際に疲れているのだから、休みたいというのは普通じゃない?言ってもいやな顔はされないんじゃない?

トラブルプロジェクトで死ぬ思いをしている最中に、嫁さんの実家へ行った時の話です。とても疲れていてすごく寝たかったのですが、上記の状況で寝てはいけないと思っていました。

わたしはこの時、義父母の家で行儀の悪い態度はできないと思っていました。これは、わたしの実家で、親戚が来たときに酒を飲んで、ゴロゴロしているのがとても嫌でした。理由はその親戚がゴロゴロしている時に、母が食事やお酒の支度をしているのが大変そうなのを見ていたからです。

そういう人になりたくないという認知があるので、義父母の家でみんなの前で先に寝るなどとんでもないと思ったと思います。

それで嫁さんが気を遣ってくれることを期待しての、この感情なわけですが、これ、相手に期待し過ぎですよね。
相手の行動に対して、わたしの責任範疇は超えているんです。
相手は変えられないのですから。

なので、この時の対応として最適だったのは、自分の体調を優先して、嫁さんに一言、言って寝かせてもらうことかなと思います。

言うことで義父母に対しての罪悪感も紛れたと思いますしね。

そもそも行かなきゃいいのでは?という話は確かにありますが、(気づきのメンタルヘルス(プライドと義理②)参照)行ってしまった以上はしっかりしなければと思ったわけです。

それを他人の気遣いのせいにするのも、違ったと今は思います。

他人の気遣いは、責任範疇外でこちらにどうにかできるものではないということを覚えておきましょう!

自分の体調は自分の責任なので、自分を大切に扱ってあげないといけません。自分を大切にしましょうね!


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