気づきのメンタルヘルス:ABC理論の実践方法を知らないあなたへ
はじめまして。たなやんといいます。突然ですが、このストレスフルな毎日に有効な理論をご紹介したいと思います。
未処理の感情に気付けば問題の8割は解決する
この本にかかれている内容を、現在わたしは勉強しています。セミナーにも参加しています。
5年ほど前に、仕事で月の作業時間が300時間を超えてしまうプロジェクトに配属され、リーダーになり、その作業を半年続けて鬱病になりました。
早めにギブアップしたおかげで1か月の休みで職場復帰することができましたが、鬱病が完治するのに2年ほどかかりました。その中でコーピングに出会い、鬱病の克服することができたのですが、未だに苦しむことも多く、ストレスが溜まることもしょっちゅう。
それで今でも続けているABC(DE)理論を紹介したいと思いました。
ABC(DE)理論とは、アルバート・エリス(Albert Ellis)が1955年頃に認知行動療法のベースとして考案した、 出来事(A)、信念(B)、結果(C)からなる認知に焦点をあてた理論です。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
感情には構造があり、出来事と感情の関係性はとても薄い。A:出来事に瞬時に反応してC:感情が出ていると思うが、実は必ず間にB:認知が入ります。
だから出来事に対して感情が湧いているのではなく、その間にあるB(Belief)によって湧いてくる感情が違います。
不適切なB(Belief)を使うことで、ネガティブな結果を選択している可能性があり、その自分のB(Belief)を把握(認知)し、その不適切なB(Belief)を書き換える(緩める)のにABC(DE)理論は役に立ちます。
その書き換えに使うのがD,EでEは望む結果、Dは元のBに対する反論になります。ただ自分の認知については中々反論ができない(他人には言えるが自分のこととなると使えないということが起きる。これを感情の二重価値といいます)ので、自分の友人がアドバイスしてくれるとしたら考えて書いてみましょう。
しかし、このABC(DE)理論を書くのがよくわからないという話をよく聞きます。
ちょっと慣れも必要なので、私の例を公開して参考にしてもらえたら嬉しいと考えました。
これから実際に書いたものと自分の考察(見立て)を公開していこうと思います。あー、わかる!とか自分だったらこう思うなど気づきがあったら嬉しいです。時系列で書いていくため、A→C→B→E→Dの順で書いていくので注意してください。
というわけでよろしくお願いいたします。