気づきのメンタルヘルス (仕事の境界線)
ABC理論の説明
感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!
ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説
A(出来事):朝、仕事のメールを見て、やらなければいけなそうなものたくさんがあった。
C(感情) :すごく不安になった。
B(認知) :気づいたことはやるべき。
E(望む結果):自分の責任外の仕事までは考えない、気にしなくていい。
D(反論・アドバイス):全て自分の責任のように感じなくていいんじゃない?
メールを見た瞬間に、100%のうち10%でもできる(わかる)仕事があると自分の責任の範囲内と考えてしまう私のB。これは仕事に関する境界線が曖昧で、他人の仕事の範囲まで自分の責任のように考えてしまっていました。
これを続けると特にスケジュールに余裕のない仕事や、トラブっている現場になると、遅れたりすることを全て自分の責任と考え、自分を追い込んでしまうため、どんどん自己否定をしてしまうことになります。(私はなってました。。。)
過去にトラブルプロジェクトに配属された時も、この認知もあって、鬱病になってしまったのだと思います。トラブっているのだから、全てが自分の責任なんてありえないのに。
仕事での境界線はすごく大事。間違えないようにしましょう!
人に任せて大丈夫なことってたくさんあります!無理は禁物です!