気づきのメンタルヘルス(落ち着いて②)
ABC理論の説明
感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!
ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
感情の構造と解説
A(出来事):Skypeが自分のパソコンにインストールできなかった
C(感情) :焦って、いろんなことにイライラした
B(認知) :準備は事前にちゃんとできていなければならない
E(望む結果):落ち着いて対処できる
D(反論・アドバイス):急に言われたので、出来なかったら連絡すればなんとかなるんじゃない?
以前の
気づきのメンタルヘルス(落ち着いて)
とまったく同じ感じですね。
これは、上司に急に明日、Skype面談するぞ!と言われ、資料の準備とSkypeのインストールをしようとした時の話です。
通常であれば、特に慌てるようなことでもないのですが、急に面談と言われ、そのための資料をその日のうちに準備し、オンラインで面談ができるような環境も併せて整える必要があったため、焦ってしまいました。
しかも、この時、流れ的に、
①友人の相談に乗っていた最中に上司から電話があり、
②その電話の最中に母親からLINEがあったのを知り、
③友人とは前日、若干の意見の食い違いがあってダメージを受けてたり
と、いろんなことがいっぺんに起こったため、ということもあったんだと思います。
こんな状況で、Skypeをインストールしようとしたら、わたしのパソコンに入っていたオフィスが32bit、インストールしようとしていたSkypeが64bit対応版ということで、インストールができず、仕方がなくオフィスをアンインストールして、64bit版を入れましたが、別の理由でSkypeが入らず、これもかなり焦りました。(明日使うから。。。)
結局夜までいろいろ試して、無事インストールできて、解決したのですが、締め切りが近いと焦ってしまう性分のようです。
事前準備ができていないとダメなんだなぁと改めて思いました。
ただ、事前準備は大事だけど、全て準備ができるわけじゃないから、仕方がないと諦めも大事だと思います。
落ち着けば、割となんとかなるんですよね。
そう、落ち着いてやれさえすれば。。。
<後日追記>
このことがあった後日、4nessコーピングの講座に参加した時に、この話をしたところ、気づきがあったので追記します。
わたしの認知として、パニくってしまうことは恥ずかしいこと、ダメなことだと思っていたのですが、講座の中でパニくってしまうことは普通のことだと言われ、確かにそうだと思いました。
想定外のことが起きれば、慌てることは普通だし、それについて、恥ずかしいとか、なんとか対処しようすることが課題ではないということです。
パニくってしまうことは仕方がないと思って、そういう自分を受け入れればいいだけです。
受け入れたら、その場でパニくってしまっても、そのあとに自分がダメだとは思わなくなるので、気も楽になるんだと思います。
普通のことで自分を責めるにはやめましょう!