見出し画像

企業が抱える介護の課題

こんにちは。
今回は企業側が抱える介護の課題について一緒に考えてみましょう


企業と介護って関係あるの?

まずは根本的な疑問ですね。企業と介護ってどう関係があるのでしょう。
医療機関や介護施設ならイメージつきやすいですが、はたして一般企業においてどういう影響があるのか。
実はとても大きく影響してくるんです。さらに、今後はその影響がとても重要になってきます。もう少し詳しくみていきましょう。

介護をしながら仕事する人が当たり前!?

出典:NHK首都圏ナビ、経済損失9兆円の試算!増える“ビジネスケアラー”(1)対策進める企業はより

上記のグラフを見てわかるように、こちらは介護をしながら仕事を行う人(ビジネスケアラー)が年々、増えており、さらにその影響で経済損失が9兆円という衝撃的なデータを示しています。
これを見るように、もう他人事ではありません。ご自身の会社にも既に介護をしながら仕事をしている人がいる可能性が大いにあるのです。

介護によって仕事にも影響する

介護をしながら仕事をする人に関して、体制構築が不十分で両立がうまくいっていないと27.5%の生産性の低下が認められると言われています。
現在、労働人口が減少し従業員1人における重要性が高まる中、その方の生産性が約3割低下するのは企業にとっても大きな損失です。
その従業員が重要なポストを担当していたら尚更です。

介護に必要な時間は1日2時間

介護と仕事を両立する上で、介護にかかる時間として1日平均2時間はかかると言われています。
現在の現役世代は、仕事、子育て、家事、余暇時間などただでさえ忙しくされています。

その上で、毎日2時間の介護をする時間を捻出するということがどれだけ大変か、みなさんお分かりいただけるのではないでしょうか。

その対応策として、ほとんどの方が2時間を自分で対応するという選択肢をとり、その代償として睡眠時間を削るという選択肢をとります。

その結果、仕事においても生産性が低下してしまうという事態が起きてしまうのです。

まとめ
今回でお伝えしたかったことは
・介護をしながら仕事をする人が当たり前になる
・介護により生産性が27.5%低下する恐れがある
・介護で1日2時間の捻出が必要

改めて、各個人、企業が早めに準備することをオススメします。

お読みいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?