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実家の片付けは介護の備え!?
はこんにちは。
今回は、意外と課題になることが多い実家の片付けについてお伝えしていこうと思います。
実家が片付いていないと危ない!?
実家に物が多く、なかなか片付いていない状況をよく見ます。
昔の人ほど物を大切にして、なかなか捨てないという方が多い印象です。
物を大切にすることは良いのですが、物が多く片付いていないと危ないこともあるんです。
転倒
介護状態になってしまう理由の上位に来るのが、転倒です。年齢を増すごとに足が上がりにくくなり、ちょっとしたものにつまづいてしまうことがあります。動線に転倒リスクをできるだけ排除しておくことが大切になってきます。
物が見つからない
片付けや整理ができていないと、いざというときに重要な書類やものが見つからないことが発生します。お金を引き出したいのに、通帳や印鑑がない。介護保険サービスを使いたいのに、介護保険証がない。
こういうことが増えると、家族さんの負担も増えることになってしまいます。特に認知症を発症してしまうより困難さを増します。
上記のようなリスク見て片付けは必要と感じたのではないでしょうか。でもなかなか実家の片付けってスムーズにいかないことが多い印象です。
どういう理由でスムーズにいかないかを見ていきましょう
片付けが進まない理由
こちらは親と子どもの認識の違いによって起こることがほとんどです。
例えば
物の価値観の違い
親:物を大切にし、捨てられない傾向がある。思い出が詰まっているものや、いつか使うかもしれないと捨てずに保管している。
子ども: 必要最低限のものに囲まれて暮らしたい、すっきりとした空間で生活したいと考える。
生活習慣の違い
親: 長年培われた生活習慣を変えることに抵抗を感じる。
子ども: より効率的で快適な生活を送りたいと考える。
プライバシーの侵害:
親: 自分だけの空間を侵害されたと感じる。
子ども: 片付けのために部屋の中に入らざるを得ない状況に、親が抵抗を感じる。
では次に、一体どういう点に気をつけるべきかを見ていきましょう
ここに気をつかおう
コミュニケーションを大切にする
片付けの目的や、それぞれの考えを率直に話し合う。相手の気持ちを尊重し、共感する。
少しずつ進める
一度に全てを片付けようとせず、少しずつ進める。目標を小さく設定し、達成感を味わえるようにする。最初はあまり目立たないところから始めるとスムーズにいきやすいです。
第三者の力を借りる
遺品整理業者や、整理収納アドバイザーに相談し客観的な視点からアドバイスをもらう。
思い出を形に残す
物を捨てることに対する抵抗感を減らすため、写真やデジタルデータとして思い出を残す。
まとめ
この記事でお伝えしたいことは
・実家の片付けは介護を早めるリスクがある
・親と子どもで価値観の違いがある
・親とのコミュニケーションを重要視する
実家の片付けは重要ですが、なかなかスムーズにいかないことも多いです。一方で最近では終活と言いながら親御さん自ら少しずつ片付けていく人もいらっしゃいます。まずは、親の気持ちをしっかり聞きながら進めていくことをオススメします。実家の片付けも介護の備えになりますよ。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。