ケアマネージャーさんって忙しい!?
こんにちは。今回は超多忙と言われるケアマネージャーさんについて、どれくらい忙しいのかについて簡単にみていきたいと思います。
ケアマネさんの業務内容
ケアマネージャーさんの仕事は、介護が必要な高齢者やその家族に対して、適切な介護サービスを利用できるように調整したり、相談にのったりすることです。具体的には、以下の業務が含まれます。
ケアプランの作成・更新
利用者の状態や希望に基づいて、介護サービスを日常生活でどのように活用するかをまとめた計画書であるケアプランを作成・更新するのがケアマネさんの主要な業務です。これには、利用者宅への訪問によるヒアリングや、医療機関や介護サービス事業所との連絡調整も含まれます。利用者宅の訪問・面談
利用者の状態を確認し、ケアプラン通りにサービスが行われているか、必要に応じて改善策を検討します。通常、月に1回以上訪問することが義務付けられています。関係機関との調整
介護サービス事業所、医療機関、地域包括支援センターなどとの連絡や調整も重要な業務です。利用者のニーズに応じて、必要なサービスや支援を迅速に提供できるようにコーディネートします。書類作成・事務作業
ケアプランの作成・更新に伴う書類作成や、利用者に提供したサービスの記録、行政への報告など、膨大な事務作業も必要です。これには介護保険の給付管理業務も含まれます。相談業務
利用者やその家族からの相談に応じ、問題解決を図ります。これは、電話や面談、訪問時などさまざまな形で行われます。
ケアマネジャーの業務時間配分
上記の業務を時間配分してみるとどうなるのかをみていきましょう。
(あくまで一般的な目安であり、地域や施設の状況、ケアマネ個人の担当する利用者数などによって異なります)。
訪問業務・面談(約30〜40%)
ケアマネさんは、月に1回以上利用者宅を訪問し、状態を確認したり、家族や本人と面談を行います。訪問時に利用者のケアの進行状況を確認するだけでなく、介護サービス事業者との連携も行います。書類作成・ケアプラン作成(約20〜30%)
ケアプランの作成や更新、介護保険の申請や報告書類の作成に時間を割くことが多いです。書類作成は、特に担当利用者が多いほど負担が大きくなります。連絡・調整業務(約20%)
介護サービス事業所や医療機関との連絡、利用者の家族との調整業務に時間が割かれます。電話やメールでの連絡だけでなく、サービス提供状況の確認やトラブル対応なども含まれます。相談・カウンセリング業務(約10〜15%)
利用者やその家族からの相談に応じることも重要な業務の一つです。相談内容には、サービスの利用方法や身体のケア、生活の困りごとまで多岐にわたります。その他の業務(約5〜10%)
研修の参加、上司や同僚との打ち合わせ、書類の整理、利用者の緊急対応など、日常的に発生する様々な雑務があります。
まとめ
今回の記事でお伝えしたいことは
・ケアマネさんは超多忙
・家族さんとの相談時間がなかなか取れない
ケアマネさんがどんな業務に時間を費やしているかなんとなくイメージがついたのではないでしょうか。
今回の記事で記載したように、ケアマネさんも本当はもっと家族さんの話も聞きたいと思っているのですがなかなか時間が確保できないのが現状です。
だからこそ、介護において何か不安や困ったことがあった場合はケアマネさん以外にも、迅速に相談できる体制を整えておくことをオススメします。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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