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誤解を受け入れて、自分を手放す

「誤解も理解」というコラムが、すごく心に残った。

ライターの佐藤友美(さとゆみ)さんが書いたもので、24時間で消えてしまうコラム。

自分の伝えたかったことが誤解されてしまっても、その人に何かしら爪痕を残せたんだから、いいじゃないか、みたいな内容だったと思う。

自分の伝えたかった意図とはちがう受け取り方をされても、その人はそう思ったんだな・・・と受け止める。

(なにせ24時間で消えてしまうから、うろ覚えですみません・・・)

いつも(いかに的確に伝えるか・・・!)を意識して書いたり描いたりしていたので、これは目から鱗だった。

そういう考え方もあるのか・・・!

わたしは発信していて(事実とちょっと違うんだけどな・・・)と受け取られると、そればかりにフォーカスしてしまうことが多い。

けど受け手からすると、たとえちょっとした誤解が混じっていたとしても、その情報を知った前と後ですこしでも変化があったとしたら、それは価値あるコンテンツなんじゃないか。

これは、自分のことばかり見てしまうわたしの視座を上げてくれるような、とても大切な考え方だと思った。

ひとつ思い出したのは、長男ヒーの学校のこと。

彼はN高校という通信制の高校に進学した。それをインスタで描いたとき、何人かの方が不登校で通信を選んだのかと誤解してDMしてきたことがあった。

自分の子どもも不登校気味で通信制を考えていて、アドバイスがほしい・・・みたいな内容が多かった。

長男の場合は、合理的に考えてその進路になったのだけど、わたしは誤解されてることがどうにも落ち着かなくて、

「うちの場合はそういうケースとは違うのですが・・・」と枕詞をつけてから、聞かれたことなどに答えたことが何度かあった。

今は、余計な一言だったな・・・と思う。

それらのDMにわざわざ返信しようと思ったのは、切実に悩んでいることを感じたし、わが家の経験がすこしでも役に立てば・・・と、親切心だったはず。

そこまでは良かったのに、わたしが誤解されることを恐れてしまったために、その親切心さえ無駄になってしまうことだってある。

これから似たようなことがあったら、もう少し一歩引いて自分を手放し、本当に相手のためになるように考えてあげたい。

そう考えると、自分がいかに「誤解されたくない」と普段から思っていたことに気づく。

けど普通に考えて、わたしも誤解されてるし、してるし、世の中そんなことだらけ・・・という気にもなってきた。

それでも、全体としていい感じに回っていたら、なんかそれでいーんじゃない?

そんなふうに、少しずつ自分に対する執着を手放していきたい。


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