自分に足りないことが「具体的に」分かると、人は清々しくなる
最近、佐藤友美さんの本を立て続けに2冊読んでいる。
人にすすめられて、まず最初にこれ。
想定読者ど真ん中は「ライターになりたい人」ではあるけれど、フリーランスで仕事をする(特に駆け出しの)人にとてもいい内容だった。
帯の文にもあるように「文章力”以外”の」フリーランスの仕事ノウハウの具体例あれこれが一番印象に残っている。
電子で買って読んだけど、大事なことがたくさん書いてあったので、いつでも手にとれるよう紙の本も買ったほど。
もう一冊姉妹本が出ていたので、今はそちらを3分の1くらい読み進めたところ↓
ここでいう「本」は、小説家やエッセイストではなく、ビジネス書や自己啓発書、健康本やお片付け本などの実用書のこと。
文章そのもので勝負する小説家などの作家ではなく「書く内容(コンテンツ)の価値で勝負する人」に向けて書かれた本。
そのノウハウで、読者に行動を起こさせたり、読者の課題を解決するのが目的の本。
これらの本がどのように企画され世に出ているのか、編集者が著者のどこを見ているのかなどが具体的に知れて、「本を出したい!」と思った人にはとてもためになると思う。
わたしが出した育児漫画はどちらかというと作家寄りの本で、ここでいう「読者の課題を解決する」類の本ではない。
けどそっちの方向性もあり・・・?と密かに期待しながら読んだけど、今の自分には何のコンテンツもないことがはっきりと分かった。
タイトルが直球すぎておおっぴらに「読んでます!」と言いにくいのが玉にキズだけど、正しく現状把握してそこからさぁどうする!?と考えさせてくれる良い本だった(こちらはまだ途中だけど)。
■なぜこの2冊を読んでいるのか
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