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「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」 1話 感想

これぞスト魔女ォ!

ストライクウィッチーズって、「501部隊再結成します!」という劇場版のラストで彼女たちの闘いは自分の見えないとこで続いていくんだなぁと綺麗に終わっていて、まさか3期があるとは思っていなかった。

TVシリーズ1期から10周年の2018年夏頃に発表されたアニメ化連発には3期ってやること何があるのぉ?(ネウロイ倒さないといけないんですが)とまさかの新作発表。ワールドウィッチーズやイベントなど熱心に追ってはいなかったものの、嬉しさがあり、多少の不安もあった。OVA3作品や501部隊発進しますっ!(これはスタッフ違うけど)があったものの、501部隊の話としては2012年公開の劇場版から8年も間が空いていたので尚更のこと。

高村監督や音楽の長岡氏は残っていたもののスタッフや制作会社は変更したし、一抹の不安が残っていながら1話を視聴すると…ネウロイとの攻防から入り→設定解説→芳佳ちゃんの日常シーン→ネウロイ発生→私護りたいんです!。。。の流れは完全に「ああーっスト魔女の音ォ!」みたいな1話で不安が払拭されましたね。

坂本さんは見た目は多少変われど相変わらずおおらかだし、芳佳ちゃんの魔法力はボロのラケットでも圧倒できる越前リョーマ並にすげぇしで。音楽も変わらずにワクワクさせてくれるしで、心の中の501統合戦闘航空団再結成間近というとこで次回に続きます。

満足な1話でした、思い出のままで終わらす新しい一歩を歩きだした感じです。水上でも活動できる氷山型ネウロイや1話に出てこなかった静夏ちゃんが気になるので、次回も楽しみです。

1話で良かった所

最後に個人的に良かった所をいくつか。

①芳佳ちゃん。これだけ書くと何か変ですがそのぐらい芳佳が印象に残る回でもあった。

ただの友達だったあの子が実は有名なウィッチで、襲われてた所を助けてくれて、自分の言ってることを信じて父の危機になんの躊躇いもなく助けに行ってくれてと次回堕ちそうになるかもなアルテアちゃんですが、この事が無くても芳佳ちゃんって気さくで良い子だし好感度は元より高かったんじゃないか?との予想。僕から見た芳佳ちゃんあの頃と変わらずは男前で、抱きつかれて顔赤らめて、女の子の胸をおってる目つきでした。

今回、芳佳ちゃんの「護る」って言葉がいつも重みがあるように感じた。今までも2クール+劇場版と助けたい一心で捨て身突っ込んで皆を護ってくれた実績や、護ることのできる能力が高さというところもあるのだけれど、アルテアちゃんに魔法が使えるのに何故医学を?と聞かれての返答で「魔法が使えなくなった時に医学の知識があれば人助け」ができるという台詞から溢れる女神、守護神、菩薩、ママとも似た感情が湧いた。

1期から作中でも2年の時が流れ色々なことを経験してきた芳佳ちゃんだけど、素直(2重の意味)で明るくて一生懸命なのは変わらず、そういった所も再確認できた1話ではなかったんじゃなかろうか。

②美術面。

キャラデザに大きな違いはないが、OVAと比べても色彩が落ちつきモダンになった印象。当時、他の作品と比べると1つ飛び抜けてるキャラデザだったけど良さを変えずに今風なのにアップデートされてるのは好印象。

CGもクオリティが上がったようにも見られました。アップの時に作画と混ぜても違和感がありません。

③土方さん

長期に渡るシリーズの作品はサブキャラが徐々に忘れさられていくということが少なくないのですが、彼を出してくれたのは嬉しかった。坂本さんとの関係も好きだし。

いつ命を失うのかわからない世界なので生存確認も取れてよかったですね。





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