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AI SEOの現在地。来るべきAI SEO時代に備えよ

半年前に初めてPerplexityを触った時、今後の検索行動は一変すると確信しました。

従来のGoogleの検索窓に知りたいことを入れて、レコメンドされてきた記事をひとつひとつクリックする。という行動は一変し、Perplexity(及びその後に出てきた類似サービス。本家のChat GPTもリアルタイムサーチに対応)を活用し、知りたい答えが要約されて一発で返ってくることが当たり前になる。

※当時の感動を綴った記事です。

ユーザーからすると大歓迎な訳ですが、情報を届けたい事業者側からすると、「AI SEO」的なものを実践していく必要が出てきます。

どんなに精魂込めてウェブサイトを作っても、そこへのアクセスは激減します。従って、ウェブサイトを作る「そもそもの目的である伝えたい内容」を、いかに優先的にAIに読み込んでもらい、採用してもらえるかという世界戦となります。

例えば、「明日、マラソン大会の本番で、それに備えて飲んでおくと良い栄養ドリンクやサプリメントを教えてください」というクエリに対し、自社の商品がレコメンドされ、ECサイトのリンクも一緒に表示されれば、むしろショートカットになります。

現時点では、「AI SEO」とGoogleで検索すると、以下の通り、主に「AIを使ってSEO上有利になるライティングサービス」がヒットします。

AI SEOって、どうやれば良いのだろうと考えていた矢先、私がいつも参照させて頂いているKEITOさんが、ドストライクの動画を公開されました。

結論から申し上げると、現時点では従来のSEOをしっかりやっておくことが、AI SEOハックにも繋がるのではという見解。

細かい考察としては、以下の仮説が提示されています。

  • AIはJava Scriptは苦手なので、HTML直書きの方が良さそう

  • 動画の内容の読み取りをサポートすべく、テキスト化した文書(ブログ等)のリンクを概要欄に貼っておくと良さそう

  • FAQやQ&A形式の記述はAIも理解がしやすく、「〇〇とは?」「〇〇について教えてください」というクエリに対して参照されやすくなるのでは?

  • AIは読み込み速度を重視するため、ページを画像等でリッチ化するのではなく、テキスト中心の構成で軽くする方が有利なのでは?

  • (Chat GPT等で)AI検索した際、自分(自社)の記事/動画が引用されたら、ひたすら「いいね」を押すことで、それを学習して、検索時に引用されやすくなるのでは?

私が、なにより驚いたのは、ウェブサイトによっては、既にChat GPTやPerplexityからのアクセスが上位を占めるようになっているという話。

具体的に、動画内でSimilarwebを活用した、以下の事例が紹介されていました。

KEITOさんの肌感覚として、半年ほど前からじわじわとPerplexity経由のアクセスが増え、この1か月、Chat GPTのリアルサーチ機能が無料ユーザーに開放されて以降、Chat GPTからのアクセスが急増しているとのことです。

事業者のみなさま、来るべきAI SEO時代の準備はできていますか?


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マルセロ| 事業プロデューサー
いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。

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