No.02 僕がNikonを選ぶ訳
こんにちは、もとごんです。今回は私が何故Nikonを愛用するようになったのかをお話します。皆様のカメラメーカー選びの参考になれば幸いです。
1.家に一番あったから
はい。我が家にあった複数のカメラの中でも主力がNikonでした。。。
至って真面目に言うと、知り合いと同じメーカーを選ぶのがオススメです。レンズの貸し借りや売買、情報の交換、そのような点からも初心者は最も一緒に写真を撮る人と同じメーカーにすることをお勧めします。(ライカ等の高額なメーカーを除いて)
2.撮りたい写真に向いていたから
最初に書いたノートで私が自然を対象に写真を撮っていたことを述べました。Nikonは見たままのそのままを写すことが得意なカメラです。誇張しすぎず、自然のダイナミックさや美しさをそのまま伝えてくれるNikonのカメラに小学生の私はハマっていきました。特に生き物の瞳を写した時「生きている」と感じられる写真を撮ることができるところが最大の魅力でしょうか。
ここで簡単によく比較して語られるNikonとCanonとの違いを述べておきます。Nikonは元々軍事用の光学機器(スコープ等)を作っていました。ですから頑丈性が高く、ありのままを写すことが特徴です。対してCanonはプリンターのメーカーです。その為印刷した時に美しく見えるよう色鮮やかに写ります。例えとして語られるのが、Nikonは黒いキャンバス、Canonは白いキャンバスに描くと言われます。以下に両社の撮影サンプルを載せておきます。是非比較してみて下さい。
下のフクロウの写真はNikonっぽさがより伝わるように撮って出し(撮影後編集をしていない状態)のものを載せてあります。鎌倉ふくろうの森にて。
3.自分の表現したい世界に付いてきてくれる
2と被ってるところがありますが、2は私がハマるきっかけの話。3ではそれ以降気づいた更なる魅力に付いて語りたいと思います。
まず私は光と影の重なりが見える写真、黒が映える写真が好きです。光と影は本来見えないもの。それを見える形に表現できること、質感や質量を感じられる事に喜びを覚えます。黒い影に無限の奥行きを感じられると最高に気持ちいいです。Nikonはその"黒"を映し出してくれるのです。光だけではなく、闇を撮るのです。早い話以下の3枚+αをご覧ください。(是非拡大して)
なんとなくでも私の言いたいことが伝わっていたら嬉しいです。実はトップ見出しの写真も質感や質量、光と影の重なりを味わえて個人的に好きな作品の一つです。このなんとも言えない味に病み付きになってしまったので私はNikonを愛用し続けているのですね。
作品だけでなく、仕事の場においてもNikonの黒は絶妙な妖艶さを醸し出してくれます。ライブの撮影やアーティスト写真、ポートレートにおいてもその場の空気感を鋭敏に感じ取り的確に表現してくれます。
モデル→上島花菜 https://twitter.com/flower__070?s=21
アーティスト写真の一例はこちらをクリック
4.その他の魅力
他にもNikonの魅力はあります。カメラ自体のかっこよさ、頑丈性からくる安心感、高い操作性、豊富なレンズ、これからNikonから発売されるカメラやレンズへの期待等々、尽きないものです。もしこの記事でNikonが気になった方は是非お手に取ってみてください。
きっと世界中の黒が一段と美しく感じられるようになりますよ。