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セブン限定!サントリー・アンドワインの期待値が高い

毎年、お酒にまつわる10大ニュースを完全に個人的感想で書いているのですが、一昨年の3位として缶ワインの台頭を書いたのですね。

この記事でも触れましたがサントリー自体は缶ワインのワンワインを最初ネット限定(今はファミマで見かける)販売していて、缶ワインの土壌はあったといえます。

ただ、値段が500円したんです。チリワインなんか下手したらボトルが買える値段。缶で飲むお気軽なイメージからすると少し高いといえました。

そこで、満を持してのアンドワイン。

一応セブン限定ということで、様子見でしょうか。

とはいえ、今回は「ガチ」さを感じますね。

何と税抜きで300円をきる値段!

アンドワイン以外にも缶のワインがずらり!


さらにバリエーションがなんと5種類。

スパークリングでも白・ロゼ・いちごとあったり、赤ワインにしても、変わり種のいちごを抜いたら一番低い10%。

ライト層へアピールする意思をとても感じます。

また、これも昨年のお酒にまつわる10大ニュースでも書いたのですが、コンビニワインとコンビニ総菜のマリアージュがよくバズっているわけです。

その点、このアンドワイン。ワインスペシャリスト柳原氏監修で食事とのペアリングを重視。おそらくお酒と総菜で1000円程度の単価を想定しているのではないでしょうか。

アパレルではよくコーディネート販売というものをします。スーパーなんかで鍋コーナーなどの打ちだしがあるのもそれです。

客単価を上げると同時に、商品自体の訴求力を高めるわけですね。

今までのコンビニは、手広くかつ選別されたものが24時間買えるということでしたが、もはやそれだけでは戦えない時代になったということでしょう。

フェアやコラボも昔より確実にしかけてます。

お酒においてもただ置いていれば売れるという時代ではありません。流石、やってみなはれのサントリーさんといったところでしょう。

さて、前置きが長くなりましたが味の方を見てみましょうか。


アンドワインスパークリング白

出典:サントリー公式

スッキリドライめでいいですね。以前はこれ系のワインと言えば何となく甘くて強制的に美味しいと思わせるような味わいが多かった気がします。

いよいよもってワインもお酒の選択肢として気軽に選ばれる時代になったのだなぁと思います。

アンドワインスパークリングロゼ

出典:サントリー公式

驚いたのがロゼ。国内のロゼワインと言えば、華やかな色のイメージのまま、味も白に増して甘めというのが定説だったと思います。


これが思ったより甘くないのですよ。ほのかな甘口とありますが、それはワインよく飲む人の考えで、一般的にはまだまだドライな味わいだと思いました。

料理と会いますよ。「アンド」ワインって感じがしていいですねー。

アンドワインスパークリングいちご

出典:サントリー公式

こちらはまだ飲んでいないのですが、口コミを見るとかなり高評価。何なら他の4本より口コミが多い。すみません、僕としてはフルーツ系のワインって出オチみたいなイメージがあったのですが、とんでもない実力みたいです。

今度のもう。

追記:はっきり言ってかなりお勧めです。本当に出オチなんてとんでもない。確かに甘いのですが、後味スッキリ。いちごの香りがとても心地よいです。度数も5%と低く、広くお勧めできます。

アンドワイン赤

スパークリングではない、普通の赤ワイン。缶ワインの気軽さもありますが、重すぎず手広く合いそうな味。度数もワインとしては低めの10%。ここらへんのバランス感覚が匠ですよね。

それぞれ違う味で飽きない

渋さも甘さも控えめ。甘辛度でいう「やや辛口」というのが、濃厚という意味ではなくスッキリしているという意味合いの方でしょう。

それなりに脂がある食べ物ならなんにでも合いそうですが、赤身の刺身何かにも併せられそうなポテンシャルを感じました。

アンドワイン白

こちらもまだ飲んではおりませんがアルコール度数でいうと10.5%。アンドワインは全般的に抑えめですね。

アルコール度数が低いと、ボリュームの薄い味になる可能性も秘めているのですが、合わせる料理と味の表を見るにはそんなことはないのでしょう。

こちらも飲むのが楽しみです。

追記:飲みました。低めのアルコールながらどしっとしたニュアンスもあります。クリーミー系ともあわせられるのも納得。どれもレベル高い!!

最後に

各種王道系のペアリング、そして「実は」のマリアージュをシンプルに提示しているのがいいですよね。

とりあえずセブン限定とのことですが、これからの展開にも期待したいです。

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