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仙禽のシードル、ドメーヌ・パーラー ナチュール・シードルを飲んだら白いワンピースの女の子が見えた

ユナイテッドアローズとコラボしたりと常に新しい話題に事欠かない仙禽。

勿論、話題だけでなく実力も確か。ドメーヌを謳い自社田でお酒を造っており、特に季節酒のかぶとむしは毎年早々に売り切れてます。

その仙禽が日本酒だけでなく、果実酒を手掛けるってんだから、これはその拘りに注目してしまいます。

公式ツイッターより

なるほど!頭よりまず味ですね!

と、いうことで発売日に購入。次の日に飲んでみました。

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※いい感じの濁り具合

高原・・・白いワンピースに麦わら帽子をかぶった女の子が見えました。夢だけど夢じゃなかった。

ああ、そうだ…ぼくは今1987年の7月。かぞくとかるいざわにきてたんだ。そこでしりあった女の子とのんだリンゴジュース。なぜだかいつものんでるリンゴジュースよりもすっぱかった。

ただいま・・・

何を言っているか分かりませんが、ありもしない原始的な記憶が引き出されるような味でした。

単純に言ってしまうと甘さ控えめ、酸味がきりっとして個人的には非常に好み!!

シードルというと、日本では甘いイメージを持たれているように思います。そのイメージに合うようにか、大手のシードルなんかは実際結構甘い。

日本のりんごは甘いのでなんて言われておりますが、糖分を使って発酵する以上少し疑問に思います。

好みやイメージとしてそういう作りにしてるのではないのかなと思うのです。あとは海外のシードルは複数のリンゴで作ったりするからともあるので、文化の違いもあるのでしょう。

とにかく、ナチュール・シードルはドライよりの味わいです。

勿論甘みも感じるのですが、控えめに思うのは、やはり酸味とキレのバランスなのかなと。香り確りと感じますがくどくない。

アルコール度数も6%とビール並みなのでスイッスイ飲んでしまう。単独でも美味しいですが、カキや白身魚なんかと合わせたいですね。

ちなみに商品説明は以下の通りですが、りんご果汁に手を入れていないのは驚きです。

自然を重んじ、製造方法は限りなくナチュラルにこだわるせんきんが、この度シードルを醸造しました!『ドメーヌ・パーラー』とは、せんきんが3年ほど前から構想していた果実酒部門。日本酒の並行複醗酵で積み重ねた実績をもとに、シンプルではありますがよりテロワールの影響を大きく受ける単醗酵のへのチャレンジは、せんきんの夢でもありました。多数の国内外のシードルをテイスティングし、理想の味わいを追求。フランス・ブルターニュのりんごと違い、日本のりんごは甘みが強く酸味が少ない為、芳醇なボディをつくるのはとても困難でしたが、りんごの果汁には手を加えずシンプルに一次発酵させ、適度なガス圧を手に入れることによって理想の味わいに限りなく近づく事が出来ました。

引用:はせがわ酒店


思えば、数年前よりシードルが流行る、流行ると言われつつもいまいちノリ切れてないと思ってました。僕も辛口のシードルが日本でも飲めるようになって流行るんじゃないかとも思ってましたがそうでもなかったです。

しかし、レモンサワーブームもあり酸味のある炭酸のお酒にかなり抵抗がなくなりました。日本酒においても、モダンな味わいで酸味をうまく使ったお酒も人気。

何なら焼酎で使われる白麹を使って積極的に酸味を引き出していたりしています。

今度こそシードルがくるのでは!!

これを皮切りに、もっとワインだけでなく日本酒の蔵もシードルを出すところが増え、色々なシードルが楽しめるようになったらと思いをはせる仙禽のシードルでした。

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