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【イベントレポート】若手の夜明けで昼酒してきた

先日、若手の夜明けという日本酒イベントに行ってきました。

日本酒というと伝説的日本酒の造り手の方がいぶし銀に造っているイメージがありますが、若手の方々もバンバン素晴らしいお酒を造っているぞというそんなイベントです。

2007年からやっているイベントで、イベント自体が実は結構老舗にな感じになっております。今回は、運営元も変わった新体制とのことで、改めて若手の夜明けを楽しもうとこちらもフレッシュな気持ちです。

といいつつ、自分が最後に若手の夜明けに行ったのが、2013年。息子が妊娠したと共にお酒のイベントから遠のいたのが分かり少しエモみを感じます。

開場は大手町フィナンシャルシティ仲通り。僕は9/23の11:30からの回に参加しました。

到着直後の様子。上のバルーンのようなものはお猪口イメージなのだろうか。

事前決済でQRコードというもはやお約束でスムーズに受付。

今回は41の蔵元と酒販店さんが参加。どの蔵元さんも最低3種類はあったので、150近いお酒が試飲可能となっておりました。

当然、2時間で回りきることができませんでしたが、それでも結構な種類のお酒と蔵元さんとの会話を楽しむことができました。

それでは数少ない写真からざっとレポートを。(後半楽しすぎて写真忘れました。)

蔵元さん自らお酒を持ってくれた

最初は宮城県塩釜市の阿部勘さん。この招き猫デザインの日本酒はラベルがシールになっておりめくると白いラベルでさらに招き猫が両手を上げているという仕掛け。

ビックリマンシール世代にはたまらないつくり。こういう遊び心好きです。

右サイドは阿部酒造卒業生の方のお酒。4つの蔵で作られていて同じお米で違う造り。全部飲んだ。

フランスのパリでお酒を造っているWAKAZE。正に若手の夜明けとも言うべきお酒。

写真にもある阿部酒造卒業生のお酒は、ブルゴーニュの格付けシャトーで使われたピノノワールのワインの樽で熟成。

かなり奥深い味わいで、未来を感じました。最近ワイン飲んでいて良かった笑。


ネクターの桃っぷりが凄かった

こちらはなんと浅草で造っているクラフトサケブリュワリー、2020年6月開設の木花之醸造所。先のWAKAZEにもつながる話なのですが、日本では新規で日本酒を造る免許を取るのは、かなり難しい状況です。

それならばとその規制を裏手にとったかのように、その他醸造酒という枠組みでSAKEを造っちゃおうってのが最近よく聞くクラフトサケです。

上の画像でいえばホップなどを添加しているわけですね。雑に言えばビールに対しての発泡酒みたいなものでしょうか。(最近人気の宇宙ビールのスムージーなビールは発泡酒にあたります。)

実に「若手の夜明け」らしい感じです。

東銀座のたつみ清酒堂さんで初めて飲んで度肝抜かれたお酒

奈良の倉本さんのKURAMOTO SE(画像左端)はライチ、マスカットの香りのするお酒。造りもお酒も違いますが焼酎なんかで最近はやっている香りです。

相変わらずの美味しさで同行した友人も驚いていました。

純米大吟醸をこんなに飲んでいいんですか!

新潟県、加茂錦の荷札酒。お米違いで飲み比べられるのも、楽しみの一つですね。友人とこっちのが好みだなんだ言いつつ結論両方美味しいとなるのもまた面白い。

ずっと気になっていたお酒が飲めたのもうれしい。

僕は4年ほど #今年の私的ベスト日本酒上半期10選 のハッシュタグを銘柄に絞り込んで集計しているのですが、若手の夜明け参加蔵さんって本当によく選ばれているんですよ。

その中でも、今年いきなり8位にランクインした飛鸞が飲めたのはとても良かったです。


震災で人口がゼロになった福島県南相馬市小高区のお酒

haccobaは現在オンラインでの在庫がなんとゼロ!そんな話題のクラフト酒も飲めました。

ハーブなどを巧みに使っているお酒が多くこれからも楽しみです。

発売したばかりの赤武初のスパークリング酒も

日本酒好きの方からはもはや鉄板の赤武。と言っても、スパークリング酒を飲めたりと流石の注目度。

ざっと書きましたが、お酒の販売もしており、試飲しただけで終わらないのも嬉しかったです。

ちなみに僕は会津男山の純米大吟醸を買わせていただきました。

また、若手の夜明けの名に偽りなしで、来ている蔵元さんも非常に若い方が多くしかもイケメンだったのもので、この日のためのモデルさんを使ったのかと思うレベルでした。

と、お酒も蔵元さんとの会話も非常に楽しめたイベントでしたので、新体制でも変わらず期待大です。

ちなみに公式サイトでは蔵元さんの細かな紹介やテイスティングノートまで記載されているので、行ってない方も是非チェックしてみてください。


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