ゴツい鞄と頑丈な服への愛
会社で支給されたノートPCwith周辺機器を持ち歩く毎日、愛用していたCHROMEのリュックがついに壊れたので、長年欲しかったPORTERのHEAT 3WAYを買いました。古くからの友人がずっと使っていて、頑丈でカッコよくものがたくさん入るのに割とお値頃という素晴らしい鞄です。ひとつの鞄を長く使い倒す自分にとっては、最高オブ最高です。レザーのパーツや黒塗りファスナーの経年変化もシブすぎる。
件の友人とご飯を食べに行ったとき、私がHEATを背負ってることに対して「お揃いか……」と微妙な顔をされましたが、大丈夫、クライアントでも持ってる人いたし、スノーピークのテントよりは被らない。
手元に届いたときは流石にちょっとゴツいかな、と思いましたが、そもそも40代も後半になっていまだにパーカーとデニムばかりで、コンセプトは都会に迷い着いたスナフキン。正直、ブランド物に興味はなく、自分をきれいに見せる服より自分が着ていて心地よく動きやすい素材の方がテンション上がる派です。背負ってみたら案の定ゴツかったですが、頑丈さとはすなわち安心性です。なにを入れても大丈夫、どんなに重くても背負って歩けるというのは大変なアドバンテージであります。ノープロブレム！
あまりに使いやすいので、これは仕事だけではもったいないと思い3年ぶりの鈴鹿F1GPにも背負っていきました。容赦ない雨にもドロドロの地面にも負けることなく使命を全うしてくれ、彼の株はさらにうなぎのぼりです。もうこうなったらHEATに似合う服を着よう、そう思ったくらいです。
強いて言えばそれまで使っていたCHROMEのYALTAと比べて、外側からのアクセスはしにくいです。YALTAにはサイドファスナーがあってそこに結構な量のギア（財布、読みかけの本、ペットボトル、折り畳み傘くらいは余裕）を放り込めたのですが、それがないのがちょっと不便。毎回肩から下ろしてよっこらしょと財布を取り出すとき、ああもう時代はキャッシュレスなのだと思います……アウトドア用のコンパクト財布に乗り換えろという話かもしれませんが。
なにはともあれ、仕事にもプライベートにも寄り添ってくれる心強い鞄に巡り合えました。巷では15年もつと言われているらしく、それを信じるなら定年まで使うことも無理ではなさそうです。生涯を共にした鞄……まさにロマンではありませんか！
（かれこれ15〜25年使っているgentenの鞄4つも多分一生もつと思いますが）
さあ、次は頑丈で長く履ける靴を探そう！
愛用しているSORELのショートブーツ、流石にそろそろお直しが必要になってきました。けど圧倒的に歩きやすいんだよなあ〜。。。