メルマガ配信には「配信エンジン」の活用が必須!
いざメルマガを配信、運用していくときに必要な物事を全5回に分けてお伝えします。今回はその第2回。「配信エンジン」の大切さと選び方についてお話します。
「メールのBCCを使う」は赤信号どころじゃない
最初に言いますが、実は、メルマガ配信を、未だに「メールソフトでBCCを使っています。」という恐ろしいことをおっしゃる企業さんが時々いらっしゃいます。
これは赤信号の途中で立ち止まっているくらい危険なことで、インシデント発生リスクも高いため、今すぐやめてください。
また、BCCを使って送られたメールというのは、見る人によってはわかるんです。メルマガ配信で使うべき配信システムは、「配信エンジン」だけです。
配信エンジンで送る2つの理由・送信サーバの違い
実は、普段使っているメールサーバを使って送信するメルマガ配信ソフトというものもあります。
が、それではなく、ASP型の配信エンジンを選ぶ事をおすすめしています。
理由は、サーバーの違い。
プロバイダや企業の情報システム部が管理する普段使いのメール送信サーバーと、メルマガ配信用の(配信エンジンで使われている)メール送信サーバーとでは、ちょっと作りが違うのです。
実は、前者では、同じものを大量にドサッと送ることには向いていません。
車に乗用車やバスやトラックがあるように、メールサーバーにも用途に応じたソフトや設定・構成というものがあるわけです。
多くのメールを同時に配信してもスパム扱いされにくくする為の施策をはじめとして大量配信に特化した専用サービスの提供を受けて、安心してメルマガを送ることができます。
ほとんどのシステムで、メールマガジンを改善していく為のクリック率・開封率の取得機能などがついているのもASP型メルマガ配信エンジンの魅力の1つですね。
スタートは安価に小規模からでOK!
もちろん、大量の宛先リストをお持ちの企業さんほど、機能やバックボーンがしっかりした会社の配信エンジンを使うことが望ましいのは確かです。
では、配信リストのサイズがまだまだ小さい企業様ではどうでしょうか。
メルマガを送るならとりあえず「配信エンジン」は迷わず使った方が良いと考えます。
メルマガ配信エンジンの金額というのは本当に幅が広く、また、リストの規模が小さいほど安価なプランになる事がほとんどです。
リストのサイズ次第ですが、契約金額は月数千円のところからありますから、小中規模の企業さんでメルマガもそれほど大量に送るわけでない場合でも、お手頃価格な配信エンジンから契約してみるのも一つです。
まずは小規模・低価格で始めて、規模が拡大してきたら。もしくは、セグメント配信など高度な事がしなくなったら。
そんなタイミングでエンジンを切り替えることを視野に入れて初めてみましょう。
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