電子書籍になる前に伝えるべきは、マイトンの重要性
本田すのうさんから「なんのはなしですか」電子書籍化に向けて詳細が発表されました。一緒に楽しんでくれる方はお読みください。
「この本をどういう目的で作りますか。どう説明しますか?」
プレゼン資料を作成してくれたマイトンから打ち合わせで質問を受けたので、今回参加して協力してくれる人達に向けて真面目に答えようと思います。
その前に、一言だけ。今回マイトンが居なかったら私は終始デレデレしてて、敢えてなんのはなしもせずに、次の機会を無理やり取り付け、また会いたいなぁ。で帰っていたということだけをお伝えしておきます。
というか、一度私と会っているマイトンはその辺を察知する能力に長けていて、私がきっとなんとかして個人情報を聞き出すことに専念して、それしかしないことを予知していたとしか思えないほど、この企画の疑問点をピックアップしていて、今後どうするかまで考えておりました。
「今後よりこの瞬間が全て」とデレデレする私を予感していたとしか思えません。
もはやマイトンは、私にとって正しい道へ連れ戻してくれる必需品です。
というわけで「なんのはなしですか」について私なりに真剣に考えたことがあります。
この中のミッション。
ミッション:誰もがどんな些細なことでも、楽しく、自由に、表現出来るようにする。
これです。これが「なんのはなしですか」の目的です。
なので、皆で作る今回のこの本は
「なんのはなし」か全然分からないけれど、こんなに楽しそうに自由な人達がいるのなら、私も書いてみようかな。
と、書きたくなる人が増える本を目指します。
今、読書から遠ざかる人が多くなり、読み手も少なくなり、ましてや書き手はさらに少なくなっています。その中で、書くことが好きでたまたま同じ時間を過ごしている私達が集まって「なんのはなし」か全然分からないけど、本気で表現を遊んで楽しんでいる場所があるというのをきちんと発信したいです。
ですから、本になっても結局はいつも通りです。
でも、今度はnoteの世界ではありません。noteを知らない誰かが読んでみて、何書いてるのこの人達。ワケわかんない。でも楽しそうだな。私も書いてみようかな。この人ほんと面白いな、他のも読んでみようかな。ほんとに存在してるんだこの人達。だったらnote始めてコメントしてみようかな。交流してみたいな。
読んでも何にも分からないけど、こんなジャンルがあるなら書きたいな。書けるかもしれないな。一緒に遊びたいな。
というような、空気を創れる本を作りたいです。というか、これが全てです。
一人でもKindleから路地裏へ遊びにきて、「Kindleを読んで書いてみたくなりました」
という人が現れて欲しいです。
私は、大きなことを出来ない遠回りしながらの人生を歩いてますので、こういう小さな一歩の積み重ねを味わいたいです。
たまに「路地裏があって良かった」と言われることがあります。その言葉本当に嬉しいです。私が大事にしてたり、大切に出来ることはソコだけなので、それ以上のことは何も出来ません。いつもそうですが、いつの間にか周りが助けてくれます。
私は何も変わらないですが、今回は外に向けて私達の作品として、それが起こるかも知れないという楽しみな幸せを味わっています。
80人以上が「なんのはなしですか」という一つの言葉のみで、本気で遊んでいる本は、それだけで奇跡だと思います。
アホだけど楽しいです。
それが、伝われば良いなと思います。それで一人でも「書いてみようかな」と思える人が現れてくれたら最高かなと思います。
私からすれば、全部奇跡なんです。
一人で始めて、これだけのことが起きて。それだけで本当に感謝しています。
それを記して形として残せるのは、幸せでしかないと私は思っています。日曜日まで募集してますので、もしまだ迷っている方いたらご参加ください。
今回、参加出来なくても各方面で「なんのはなしですか」を拡げようとしてくれている方達も知っています。本当にありがとうございます。
副題も決まりました。4冊になりそうです。
・どうでもいいか編
・どうかしているとしか編
・これで、いいのだ編
・私がいないとダメね編(R18コンテンツ)
これら全て路地裏言葉です。分けたところで、何も分かりません。ですが、この言葉達も、私達の遊んできた歴史です。
最高です。
どれから読んでも、きっと「なんのはなし」か何も分かりませんが楽しいのです。それで良いのです。
これに沿ったイラストやキャッチコピーも募集しています。絵が描ける方。帯文考えられる方。それぞれの副題に沿ったものもぜひ、ご協力をお願いしたいです。何枚でも構いません。一コマ一コマのストーリーでも可能みたいです。
「なんのはなしですか」は誰のものでもないと、言い続けてきて皆が言葉を大事にしてきてくれた成果だと思っています。
そして最後にもう一度大事なことを確認しますが、本田すのうさんと、お会いしました。一言で言うならば「ロン毛を目指しておいて正解だった。本田賞は狙うべきだ」と後に続く人にアドバイスしておきます。という印象を受けたということでお察しして、ご理解いただけたらと思います。
もう一度書きます。大事なことは二度伝えます。マイトンが、変態をわざわざ脱ぎ捨てて真面目に話を進めてくれなかったら、私は打ち合わせを深夜までなんとかして引き伸ばしていたかも知れないという具合です。
なんというか。世の中上手く回ってるなと思いました。
なんのはなしですか
始まってしまったら終わります。今が一番、皆さんとの出会いのおかげで幸せです。
というわけですが、何も変わらず私とは月曜日からまたお会いいたしましょう。本当にアホみたいで、楽しい一年でした。