トレニックワールド100mile&100km in 彩の国 ボラ参加レポ
5/11-12に開催の第四回トレニックワールド彩の国100、今年もボラ参加してきました。第一回大会の100マイルで完走者ゼロという伝説を作った事で有名になったこの大会に興味を覚え、第二回から毎年大会前日の準備から三日間ボラ参加しています。今回も二週間前のあの大会とは真逆にお天気に恵まれ過ぎたこの大会、大会のお手伝い側の視点でレポートしてみます。
1. 事前のコース整備
この大会は関東三大梅林の1つ「越生梅林」で有名?な埼玉県越生(おごせ)町を中心に、Northコース、South1/2コースをそれぞれ周回する広大なエリアのルートを主催のトレニックワールドさん及びボランティアの方で手作りでコースを準備しています。今回は諸事情により昨年とは逆回りとなり、新たな区間も設定されましたが、少しでも多くトレイルを楽しんでもらおうと、大会当日よりかなり早い時期から新たなトレイルを探して整備し、コースのほぼ全区間に仮で目印のテープをつけたり、何度も公式の試走会を開催したりと出場される方々にきめ細かな事前のサポートをされているのが特徴かなと思います。(大会直前以外でコースの目印を大会側がつけてくれるような所は、ハセツネの常設の目印杭のようなものを除いてあまりないのではないでしょうか?これ重要なポイント)
※コース整備の様子は以下投稿の末尾に少し記載しています。
2. 前日準備
大会前日の金曜日、メイン会場のニューサンピア越生に集合し、会場作りをします。(前日準備からやると、より中の人になった気分が味わえます)
・体育館の床の養生
・会場周辺に幟立て、スタートゲート準備
・エイド食材の買い出し@コストコ
・各エイド毎の荷物準備・仕分け、事前の積み込み・運搬
などなど。まあ何とか終わって風呂入って大部屋で就寝。
3. 大会当日
自分の業務はまずは序盤コースの確認で、ニューサンピアを早朝にスタート。ご存知の通り、TWさんの大会は原則コース上の誘導係はおかない方針です。(ボラも楽しめるようにというTWさんの配慮から。誘導係はコース上で長時間立ちんぼになったりしてなかなか辛い業務になりがちなので)
ただしコースをショートカットとかされると不公平になるので、序盤の大築山(往路はピークへ登り、復路は巻道)まで先に行って、選手を待ちます。
100mileのトップが軽やかに通過。しばらくするとお友達も続々と元気に通過していきます。みんなこの笑顔で爽やかにフィニッシュしてくるはずw
その後は猿岩峠から下ってA4くぬぎむらエイドへ。選手のみなさんを迎えます。今回は序盤から暑さにやられて胃が...という方が多かったみたい。
以下写真はTW新サービスのシャワー姫。案外好評でした(たぶん)。
合間にはエイドのみなさんと、すぐ前の浅間神社の急な石段を登ってトレイルを下りたりしてちょこっとトレイルランも満喫。学生ボラさんにも楽しんでいただきました(たぶん)。
今回は最近はじめたTwitterでフォローさせてもらってたけど会った事なかった人とかにも何人か奇跡のご対面ができたりして面白かったなあ。
で気が付くと辺りも暗くなってきて、100k関門の19:30を待って、ニューサンピアまでのスイーパー業務をスタート。真っ暗な中を最後尾の選手を追う組とマーキングを回収する係に分かれて対応しました。マーキングをまめにつけてるので、その分それを回収するのもなかなかタイヘンです。途中体調不良の選手の対応をしたりもあったけど、毎回色んなケースがあって万全の対応は難しいところ。なんとかマーキングも回収し、ニューサンピア到着、僕らは後続でマーキング回収役だったのでニューサンピアの関門より遅い時間の到着でした。
その後、入浴・仮眠後、翌朝改めてA6桂木観音までのスイーパーを担当。100マイル(3周目)のスイーパーなので、マーキングを回収しながらだと最終の選手でも追いつけず、マーキング回収役のみって感じでした。五大尊のつつじに囲まれた朝の景色がキレイでした。
その後はニューサンピアへ車へ戻り、しばし休憩。事前に案内のなかった料理長のサプライズメニューの牛丼も美味しくいただきました。
その後は終盤コースの誘導したり、マーキング補強したり、お楽しみ抽選会係したり(、エイドメニューをつまみ食いしたり)。
100マイルの優勝は、最近Twitterでフォローさせていただいた「ひゃっほい太郎」さんでした。コース上で何度も見かけたけど、フィニッシュ間際まで終始軽やかに走っていたのが印象的でした。(この写真 最高!)
終了間際にみなさんで会場の片付けを徐々に進めていたので、終了後の撤収作業もあっという間に終わりました。学生ボラのみなさんも初めての参加組も多かったみたいだけど、テキパキとよく働いてたな~。
という訳で三日間の仕事はあっという間に終了。今回もたくさんのお仲間と一緒に遊ばせてもらった楽しい三日間でした。まあどの大会でも細かい問題は毎度色々あるんだけど、そういうのも含めて面白がって臨機応変に対応できるかどうかがボラを楽しむコツかなあと思っています。
という訳で来年ももちろんボラ参加予定ですよ。また来年!
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