発達障害の実際〜新しい教育を創る〜
20年近く前、教員になろうと大学で勉強していたときに初めて発達障害を知りました。
LDやADHDという言葉ができたり、法律ができたり、発達障害の黎明期でした。
その後、理解が進むにつれ福祉面でも教育面でもいろいろな対応策が取られています。
それに比例するようにして発達障害と言われる子が増えています。
(通級に通う発達障害児童生徒数)
※「通級に通う」という文言の統計しか探せませんでした…
「増えている」という傾向を見るのはいいかもしれません。
現在、フリースクールでも対象の子ども達がいます。
学校とは違う環境の中で彼らと接しています。
発達障害のあるなしに関わらずに、すべての子ども達が幸せで豊かな人生を望めるような教育がしたいと思っています。
フリースクールで取り組む、学校とは違った角度からの対応を記していきたいと思います。
発達障害で苦しむ子ども達がいなくなることを願います。
1.発達障害として子どもを分けることは大嫌い
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