【教育者note】「できない心」から「できる心」に変える
遠回りかもしれないけど、人生で、教育で大切なのは、やっぱり「心」です。
大切な「心」の状態…前向きな、積極的な、表現はいろいろありますが、そんな「心」を育てていくのが、素晴らしい教育だと思っています。
正直、上辺の行動だけ強制しても、何も変わらないと思います。
どうやって、そんな「心」を育てていくのでしょうか?
教師として、意識したいことをまとめます。
1.いつも「可能性」に気持ちをフォーカスする
2.「失敗」なんて、ない
3.楽しむことに集中する
1.いつも「可能性」に気持ちをフォーカスする
やりたいことがあれば、その実現のためには、絶えず効果的な行動を続けなければいけません。
可能性のない人間なんて、いません。
「できる」という可能性を信じることで、「心」の状態を前向きにすることができます。
すべての成功者は、常に可能性を見出そうとします。
そして、「今できること」に集中します。
集中できる心の状態を作るためにも、可能性しかみないという方が当てはまるかもしれません。
周囲から否定的な言葉を受けても、常に可能性しか信じていません。
「可能性があると、心の底から信じれば、実現する可能性は高い」
2.「失敗」なんて、ない
行動を続ける中で、大きなブレーキになるものの一つが、「失敗」への恐れです。
しっくりこないことや上手くいかないことがあると、ショックを受けることがあります。
そんなときは、やる気がなくなり、「もういいか…」と考えることもあります。諦めてしまいそうになってしまいます。
そのように、面倒臭くなってしまったときは、「失敗」の解釈を変更することが有効です。
まず、「この世に失敗は存在しない」ということです。
挑戦の次には、成功か成長しかありません。
上手くいかなかったら、何かが学べます。
すべての成功者は、かなりの回数の失敗を経験していますし、上手くいかない長い期間を経験しています。
だから、失敗は喜ぶことです。経験値がたまり、レベルアップしたということだからです。
「失敗」や「上手くいかないこと」の意味付けを、マイナスからプラスに変えて、むしろ「失敗」を歓迎できるといいですね!
3.楽しむことに集中する
最後は、すべての状況を「楽しむ」ということを決めることです。
人生を「楽しむ」と決める、楽しめる選択をすることです。
上手くいかないことも楽しむことができます。
理解してくれない人とのコミュニケーションも楽しむことができます。
すべては、自分の心のあり方次第です。
上手くいかないことが、今後の成長につながるということを知れば、楽しめます。
ある程度の挑戦は、3回トライすれば、上手くいくそうです。
吉田松陰先生は、名字から21回挑戦するということを記されています。
この挑戦の過程を楽しむことができれば最高ですね!
この世の中、ますます短期的な視点で結果を求められるようになりました。
しかしながら、目的と目標を明確にし、短期的な結果に左右されずに大切なことを貫く覚悟が必要です。
ひとときの結果に一喜一憂せず、長い人生を考えていきます。