意識をどこに向けているか?〜フリースクールを運営する〜
“不登校”の子ども
“発達障害”の子ども
子どもたちのどこを見るかで、子どもたちと経験することが全く変わります。
中学生のときにアスペルガー症候群と診断を受けた女の子を担任しました。
高校入学に際し、中学校の先生方から情報をいただき、その子の特性や傾向を事前に教わりました。
でも、入学後実際に接してみると、その印象とは全く違っていました。
人によって受ける印象は違いますし、環境によって子どもたちの様子も変わります。
同じゾウでも、動物園にいるときとサバンナにいるときでは全く違うゾウになっているはずです。
動物園にいるゾウを見て、気性が荒くて暗い目をしていて問題児だなぁと感じていても、サバンナでは生き生き過ごすのかもしれません。
実は、子どもたちは大人が想像したように成長していきます。
心理学では「ピグマリオン効果」「ホーソン効果」として知られます。
だから、大人がどのような未来を想像しているかがとても大切です。
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